猫は自分で毛づくろいができるので、シャンプーは必要ないともいわれています。
ただ、外やベランダに出て汚れてしまったり、長毛の猫さんだったりする場合はシャンプーをしなければならないときもありますよね。
我が家の姉妹猫(2歳)は短毛種で室内飼いなので、極端に体が汚れることはありません。しかし、フケがちらほら出てきているのと、飼い主がアレルギーであることもあって、過去4回ほど(年2回のペース)シャンプーしています。
直近のシャンプーはこちらの記事です。
できれば猫の嫌がることは必要最低限に抑えたいので、我が家ではときどき蒸しタオルを活用して猫の体を拭いています。
シャンプーできないときでも、この方法ならリフレッシュできるので個人的におすすめ。
そこで、簡単な蒸しタオルの作り方と、我が家の拭き方を紹介します。
【目次】
猫さん蒸しタオルリフレッシュ法
用意するものは
- いつものブラッシングに使うブラシ
- タオル1~2枚(1匹につき2枚あると楽です)
- 食品用ラップ
のみです。
方法と言っても超簡単(笑)。ただ、順番通りに行ったほうがスムーズに行えます。
①事前のブラッシングで汚れを浮かせる
まず猫さんの体をブラッシングします。余分な毛を取り、毛についている汚れを浮かせておくのが目的です。ブラッシングは血行を促す効果もあるので、いきなりタオルで拭かれるよりリラックスできて良いかもしれません。
うちのなな(キジ白猫)はブラッシングが苦手なので、リラックスできているかは分かりませんが(-_-;)
②水で濡らして絞ったタオルをラップで包み、電子レンジで加熱する
我が家では、600wの電子レンジでちょうど1分加熱しています。ラップで包む理由は、タオルに蒸気を閉じ込め、あたたかさを長持ちさせる目的があるからです。
私はフェイスタオルを2回折り畳み、そのままくるくるとおしぼり状に巻いて、ラップで包んでいます。
注:加熱しすぎたり、ラップでぴったり覆ってしまうと危険なので気をつけてくださいね。
③熱々のタオルを開き、空中でバサバサと振る
レンジで温めたタオルはチョー熱いです。猫さんどころか、人間もやけどするレベルなので扱いは気をつけてください。
そおっとタオルの端をつまみ、徐々に開いて空中で2、3回振るとすぐに温度が下がります。やりすぎるとせっかく温めたのにぬるくなってしまいますので、加減してくださいね。多頭飼いの場合はこのタオルをいくつか用意しておくとスムーズです。
④猫の背中から順に拭く
タオルの温度が熱すぎないか確認してから、猫を抱いて背中の辺りからふわっと被せるようにして拭いてあげます。
とくに順番に決まりはありませんが、我が家では背中→首→顔→お腹→手足→しっぽ→おしりの順番です。タオルの温度が丁度良いうちに、顔の辺りを拭いてあげると気持ちよさそうな顔をします(*‘ω‘ *)
もし猫さんが嫌がらないようであれば、肉球や指の間なども拭いてあげても良いのではないでしょうか。
猫さんが嫌がらないように、蒸しタオルは少しづつ慣らす
蒸しタオルはブラッシング後の猫の毛が舞う問題も減らせて、アレルギー持ちの私は非常に助かっています。
ただし、我が家の猫たちもそうですが、長時間の拘束を嫌がる子もいます。まんべんなく拭いてあげたくても、猫が嫌がるようであればストレスになってしまいますよね。そんなときは無理せず、部分的に少しずつ試してみてはいかがでしょうか。
猫アレルギーに関する記事はこちらをご参照ください。
冬の乾燥時期は、猫も人も加湿が大事です。猫の蒸しタオルは年中行って良いと思いますよー。