連休最終日、意を決して猫たちのシャンプーを行いました。
基本的に猫は水に濡れるのを嫌うため、なかなか洗ってあげられないという人も多いのではないでしょうか。我が家の姉妹猫、ななとかまど(メス、もうすぐ2歳)も、もちろんシャンプー大嫌い(>_<)。ストレスになっても良くないと思い、過去3回ほどしかお風呂に入れたことがありません。
今回は北海道も随分暖かくなってきたことと、なんと夫のアレルギー症状が悪化してきたことを考慮して、久しぶりのシャンプーを決行したというわけなのです(^-^;
猫を迎えた当初はシャンプーなんてもちろん初めてで、飼い主も緊張しながら行ったため、思うようにできませんでした。今は少しコツが分かってきたので、記録も兼ねて記事にしておこうと思います。
目次
猫のシャンプーは無理に行わなくても大丈夫
猫は自分で毛づくろいができるため、短毛であれば基本的にはほぼシャンプーは不要ともいわれています。長毛の場合でしたら、1~数カ月に1回程度が目安でしょう。
どうしても嫌がってシャンプーできないというときは、蒸しタオルなどで体を拭いてあげるだけでも結構キレイになります。
我が家では姉妹のうち、かまどに特発性の血尿が出ていることもあり、シャンプーはしばらくお休みしていたのですが…。
現在のところ、血尿はあるものの、コントロールできているようです。
最近は2匹の体にフケが出始めているのが気になっていました。それと同時に元々アレルギー体質である夫の鼻炎が悪化してしまったので、いよいよ必要に迫られてきたのです。
では、いざ猫のシャンプー開始!注意点も紹介
初めて猫にシャンプーしたのはななかまどがもうすぐ生後4カ月の頃。当時、かまどが猫風邪だったため、症状が落ち着いたころを見計らって行いました。最初はとにかく体が濡れることに慣らしたかったので、ざっとシャワーで湯シャンして終了したのですよ。(^-^;それ以降はなんとなく半年に1度のペースでシャンプーしています。(シャンプーは夫がしてくれています)
初めてのシャンプーは先輩方のブログを拝見してイメトレ
当時参考にさせていただいたねこほうさんのブログです。動画チャンネルもありますよ!
りょこさんのブログでは、3にゃんそれぞれのシャンプーの様子をいつもアップしてくれています。シータさん、かわいすぎる(*´ω`)
まずはセッティングしましょう
排水溝ネット
猫のシャンプーでは抜け毛が大量に流れます。お風呂の排水溝には細かめのネットをかぶせておきましょう。
ちなみに今回の抜け毛(画像閲覧注意)
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床にタオル
脱衣所の床にはタオルを敷きつめておくと、水浸しになるのを防げます。我が家はいつもケージ周りで使用している古タオルを床に敷きます。
吸水バスタオル
猫用のバスタオルも用意しておくと便利ですね。「ペット用 バスタオル」などで検索すると、吸水性の良いタオルを探せます。
我が家ではこちらのタオルのほか、数枚を使用
思ったよりもびしょ濡れになるので、多頭飼いされている方であれば数枚あったほうが便利かもしれません。
ドライヤー
早く乾燥させるためにドライヤーも必須。ドライヤーは音が大きいので、苦手な子が多いように感じます。同じはてなブロガーのさくみんさんは、ペットドライルームというアイテムを紹介されていました。
長毛の猫さんには良いアイテムですね!
シャンプー剤
シャンプー剤は何が良いのかさっぱり分からなかったので、猫飼いさんに圧倒的な支持率(私調べ)を誇る、こちらを購入しました。リンスインシャンプーなので時短できて便利。猫の負担も減らせます。
ブラッシングをしておく
これが地味に重要。あらかじめ汚れが浮き、洗いやすくなりますし、流れる抜け毛も減らすことができます。
我が家の猫はシャワー音が苦手!バケツ必須です
ななかまどはどうもシャワーの音に恐怖を感じるらしく、前回のシャンプーからはバケツにぬるま湯(37~38℃くらい)を溜め、手でバシャバシャかけたりボウルで汲んでかけたりする形で行っています。そうするとシャワーを出すときよりも大人しくしていてくれることが分かりました。
シャワーを使う場合は、吐出口を手のひらで押さえるようにして、体に直接当てないようにするのが良いそうです。(テレビの動物番組情報)
我が家では、
- ぬるま湯で全身を濡らす
- シャンプーを手にとり、顔以外を指の腹で洗う
- 顔はシャンプーをつけずにサッと洗う
- バケツに新しいお湯を入れ、手でシャンプーをよくすすぐ(2回くらい)
- 猫の体からできるだけ水分を手でしぼり取る
- タオルドライ
- ドライヤー
といった順序です。
かまどのシャンプー動画を撮ってみました。泣き叫んでいますが(;^_^Aこれでも大人しいほうです。
結構暴れてしまう猫さんもいるので、シャンプー剤が誤って目や耳に入ってしまわないように注意しましょう。
我が家では、顔の部分はあまり触らないようにしています。
猫の体が冷えないうちに乾かす
シャンプーが終わったら、できるだけタオルドライで水分を取ります。ある程度拭いたら、ドライヤーをタオルの上から当てて乾かしていくと早いですね。ドライヤーはなるべく猫の体から離すようにして、くれぐれも火傷しないように気をつけましょう。
ある程度乾いたら、あとはストーブと床暖を入れたリビングへ。あとはセルフグルーミングしてもらって完了です。
人間は暑いですが(^^;仕方ありませんね。
シャンプー後の猫さんはモッフモフ
猫アレルギーを持っている人は、猫のフケにも反応しやすいということで、呼吸器科の先生からは定期的な猫のシャンプーを勧められています。
私のアレルギーに関する記事はコチラをご覧ください。
とはいえ、あまり頻繁にシャンプーするのも猫がかわいそう。ストレスにならない程度に、半年に1度くらいがベストなのかなあ、と思っています。今はまだ猫が若いので、耐えられているのかもしれません。猫の成長や状況に応じて、できる範囲で良いのではないかと考えています。