北のねこ暮らし

姉妹猫ななかまどとの暮らし。

アレルギーでも猫と暮らせる?

キジトラの子猫

アタシ、悪くないもん

実は、子供の頃からアレルギー体質です。

猫アレルギーの疑惑が持ち上がったのは、猫を飼っている親戚の家に遊びにいった時だと記憶してます。とにかく目が腫れあがるくらい痒くなるわ、鼻もムズムズするわで、いわゆる花粉症のような症状でした。以来、猫のいる家庭に遊びに行くたびに同じような症状が出たため、「これは猫アレルギーだ」と自覚したのです。

ところが、40歳を過ぎたあたりからどうしても猫と暮らしたくなってしまった私。

どうにかならないかと試行錯誤したお話をさせていただきます。

 

【目次】

猫アレルギーを検証してみた

おうち猫カフェ

写真は我が家ですが、猫カフェでは子猫と遊べます

月日が経ち、私の仕事もひと段落ついたころ、何故か「猫と暮らしてみたいなあ…」と思うようになりました。何故わざわざアレルギーのある猫なのでしょう。近しい友人が飼っていたということもあります。でも、犬を飼っている人だって周りにはたくさんいたはずです。人って不思議ですよね。

そこで、しばらく発症していなかったアレルギーを検証すべく、猫カフェに行ってみることにしました。検査をして数値を確認するより、実際に猫と触れ合う方が早いと思ったのです。

猫カフェに何度か通った結果、昔ほど症状が出ないことに気付きました。「これは大丈夫かも♪」歳をとって、症状が軽くなったのかもしれないなーなどと思い、希望が見えてきたのです。

猫アレルギーでも工夫して猫と暮らしている、ヤマネコさんのブログはとても参考になりました。とても丁寧な暮らしをされていて、猫を飼っていなくても役立つ情報ばかりです。

nekoie.com

猫と暮らして半年以上過ぎた頃、異変に気付いた

寝ているキジトラ猫

何かがおかしいと感じたのは、ななかまどが我が家にやってきてちょうど8カ月目くらいの頃です。

何故か、咳が止まりません。もともと喉が弱いので、最初は風邪をひいたかな?というくらいに思っていましたが、症状は咳のみ。

とっても嫌な予感がした私は、地元でも有名な呼吸器科を受診しました。検査の結果、「アレルギー性鼻炎と咳喘息の複合症状」であるとのこと。

ただ、検査項目の「猫・ダニ・ハウスダスト」すべてにクラス3(中の上くらい)と出ていて、猫ばかりが原因ではないとの説明がありました。

そして、何よりも驚いたのは、「アレルギーには潜伏期間がある」ということ。先生には「猫を飼って1年くらいしてから発症というケースもある」と説明されました。しかも、直接の原因は猫ではなく、「猫の抜け毛に集まったダニなど」の可能性が高いんですって!掃除か。やっぱり掃除なのか。

私が行っているアレルギー対策

結局、現在は抗アレルギー薬と喘息用、鼻炎用のスプレーを常時服用しています。いいんです、私が望んだことですから。薬を服用しているおかげで、今はほとんどアレルギー症状は出ていません。また、対策として先生からは部屋の徹底掃除と加湿を勧められています。カーペットや寝具、ソファなどには「ダニ捕りシート」を設置すると良いそうですよ!

我が家ではこのようなシートをカーペットなどの下に敷いています。

できれば寝具も抗ダニ仕様のものが良いそうです。それが無理なら、定期的に丸洗いするのがベストでしょう。

北海道では、冬の寒い時期には室内でガンガン暖房を使います。そのため、そのままだと室内は乾燥してカラッカラです。猫がいる、いないに限らず、加湿をすることでアレルギーの原因となるハウスダストが浮遊するのを防ぎ、吸い込みにくくしてくれます。我が家で使っている加湿器についてはまた別の機会に紹介しますね。

 

※ねこ暮らしの消臭対策について紹介した記事内後半の、「空気を入れ替えする」の項目のところで加湿器・空気清浄機について紹介しています。

 

nanakama.hatenablog.com

 

 

アレルギーを疑ったら、まずは医療機関を受診して

私はこのような対策で猫と幸せに暮らしています。ただ、アレルギーの症状や重度は人それぞれです。おかしいなと思ったらまずは医療機関を受診し、適切な判断を仰いでくださいね。

猫と一緒に寝るときに気をつけていることなどはこちらをご参照ください。

 

nanakama.hatenablog.com