タオルやバスミトン、スポンジなど、お風呂で体を洗うアイテムはさまざま。
体は洗いすぎるのも良くないともいわれています。石鹸をしっかり泡立てて素手で優しく洗うという人もいるでしょう。
私はどちらかというと若い頃からしっかり洗うのが好きで、結構ハードなタオルでゴシゴシ洗っちゃっていました(・_・;)
で、肌が乾燥→クリーム→ゴシゴシ洗う の繰り返し。
しかし、ある本がきっかけになり、もう大分前から5本指の浴用手袋を使っています。手袋で洗うとしっかり洗った感はそのままに、肌がなんとなく乾燥しにくくなったなと感じているんですよね。
というわけで、今回は浴用手袋の使い心地と便利な点を紹介します。
【目次】
私がリピートしているマザーハンド浴用手袋
私が使っている浴用手袋です。
私はたまたま東急ハンズで見かけました。Yahooショッピングでも東急ハンズのものを上記のリンクより購入できるようですね(2019年7月現在)。
当時ネットショッピングはあまり利用していなかったので、もっぱら東急ハンズ実店舗で購入していました。
素材は綿以外に絹と麻があります。麻も使ったことがありますが、個人的には綿の肌触りが好みです。以前はこのシリーズで「オーガニックコットン」があったのですが、生産量の関係でしょうか、最近はあまり見かけないように思います。
こういった手袋状のボディタオルは、垢すりが目的の化学繊維系が多い印象ですが、このマザーハンドを見つけたときは「これだ!」とうれしくなりました。
ちなみに、この手袋は介護用にもおすすめされています。母の手という商品名からして、本来の目的はこちらなのかもしれません。
浴用手袋のココが好き
肌に優しい天然素材なので安心
ボディタオルやスポンジに比べると、指を通した手袋は素手の感覚に近く、力を加減できます。しっかり洗いたい場所は多少力を入れて洗いますが、それほど肌を傷めることもありません。何より、肌に当たるコットンの感触が優しい。
2枚(1セット)あるので両手を使えて効率的
通常、バスミトンなども1枚で使用することが通常ですが、手袋なので両手にはめて使用します。これが思いのほか私には便利でした。片方の手だけを動かすより、両手のほうが効率的な気がするんです。これは素手で体を洗うときと一緒ですね。
体の隅々まで洗える
例えば足の指の間など、細かい箇所は専用のブラシなどもありますが、手袋だとこれだけですべての場所を洗えます。少なくとも私は。
ただ、体が硬い私は背中の部分がちょっと届きにくい(^-^;
これは思考を転換して、軽いエクササイズだと思って頑張っています!なんとか背中に手が届いている今の状態をキープしたいです。
泡立てネット代わりになる
手袋をした状態で石鹸、あるいは液体ボディソープをつけ、両手を合わせて ゴシゴシこすると少し泡立ちます。さすがに手袋だけでふわふわの泡はできませんが、ズボラな私はこれで満足してしまっています。
無添加せっけんなどはそのままだと泡立たないこともあるので、ネットを使ったほうが良いかもしれません。
浴用手袋を使うようになったきっかけは1冊の本
以前下記でも紹介した、1999年出版の前田京子さんの著書に書かれていたことがきっかけです。
ガン・ド・トワレで不自由だったのは、ミトン型のために、4本の指が自由にならないこと。それに片手の分しかありません。そこでいろいろ考えまして、綿の軍手を買ってきました。
引用元:書籍【お風呂の愉しみ】前田京子著
ガン・ド・トワレとは一般的にバスミトンと呼ばれるものです。
当時前田さんはカラフルな軍手を購入してきて、浴用手袋として使っていた旨が書かれています。
体を洗うアイテムといえばタオル一択だった私にとって、結構な衝撃だったのですよね。そして、真似っこして綿の軍手を買いに走ったことを覚えています。
そして軍手の使い心地に感動した私は、マザーハンドに出会えるまではしばらく軍手で体を洗っていました。
浴用手袋でアンチエイジング
素手よりはしっかり洗え、加減次第で肌荒れの負担も減らせる浴用手袋は、私にとってなくてはならないバスアイテムになりました。
思えば若い頃、肌の乾燥がひどかったのはゴシゴシ洗いすぎていたせいかもしれません。
歳を重ねた40代の今さらではありますが、肌の調子が良いのはやっぱりうれしいもの。今後も背中に手を回せるように、エクササイズも兼ねた手袋洗いを実行していけたらと思います。
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