先日、猫専門獣医師である服部幸先生のウェブセミナー
「これならできる!デンタルケアの方法」を受講しました。
猫の口腔内ケアの重要性は良く耳にしますが、服部先生はどのような話をされるのか、これは聞いておきたいと思ったので・・・
とってもためになるお話をたくさん聞けたなか、セミナー内で紹介されていたデンタルケア用のフードの1つを購入、試してみました。
「これならできる!デンタルケアの方法」を受講
服部幸(はっとりゆき)先生は東京猫医療センターの院長で、猫に特化した病院を初めて作った方でもあります。
ワタクシがねこ検定を受験するにあたり、先生の著書がとても参考になり、以来気になるテーマのセミナーはなるべく受講させていただいています^^
先生のセミナースケジュールについては、東京猫医療センターのFacebookをご参照くださいませ。
セミナーは基本有料(1500円程度)ですが、スポンサーがついたり特別企画の際は、無料で行う場合もあります。
https://www.facebook.com/tokyofmc/
さて、受講内容をざっくりとご紹介しますと。
1.歯周病のハナシ
2.歯磨きのハナシ
- 歯はなんとかして絶対に磨くべし
- 猫の体の押さえ方、口の開け方を実際に説明
- 歯を磨くうえで一番大事な歯は、上あごの奥歯※!ここに唾液腺がある
- どうしても磨けないなら、最終手段としてデンタルケア用のフードがある
- 通常のフードとの違いを実験で検証
※上あごの奥歯
先生のスライドを見て、ウチのななの歯を見てみました。
ヒョエー!こんな奥歯まで歯ブラシ突っ込めない~
3.口の中のがんについて
- 扁平上皮癌のハナシ
4.質疑応答
という流れでした。
3の扁平上皮癌といえば・・・
思い出すと泣いてしまう、はなさん(id:puru3919)の記事。
リンク失礼します。
ご自身の体験を詳しく書いてくださったこの記事。
思い出し、記事にすることがどんなに辛いことだったか、それでも伝えたいという思いで書いてくださったことと思います。
もしこの病気をご存知ない方がおられたら、ぜひはなさんの記事を一読して欲しいです。
服部先生もまた、「あえて辛い画像を載せますが、大事なことなので」と、おっしゃっていました。
目を背けはしなかったですが、泣いてしまった。
ヒルズt/dデンタルケア
歯磨きできない場合の「最終手段」として、さまざまな歯磨きケアのおやつ(フード)を試すのも効果的、としていました。
(一応、商品名は伏せていましたが、先生の病院ではヒルズを扱っているようです)
こちらのヒルズt/d(療法食)は、粒がかなり大きく、猫が丸のみできない作りになっているのだそう。
この皿は先日私が絵付けしたやーつ!ズームすると手描きの粗さが目立つ(笑)
さらに、ほかのフードと比べて本当に歯垢が取れるのか、実験したそうです。
(ドライバーに修正テープをつけたものを粒に刺すと、ヒルズの粒では修正テープが剥がれた。通常のフードで同じことをしても、取れなかった。)
我が家の猫たち、今までの経験からヒルズのフードとは相性が良いようなので…
早速購入したところ、思った通りかなり食いつきは良いです。
キッチンで撮影していたら、かまどさんが食べさせろと泣き喚いています。(^^;
カウンターに乗ってきたので…
お行儀悪いですがあげました。
こんな風にボロっとかじりながら食べます。
大きい粒なので、1~2粒あげれば結構満足しそうですよ。
もともと歯の健康を保つための療法食なので、フードとしての目安量は記載してありますが、我が家では「おやつ」代わりに与えるつもりなので、これくらいかなー?と。
(写真は母)手からも喜んで食べます。(下にボロボロこぼしますが)
歯磨きもなるべくチャレンジしつつ、このデンタルケアをおやつとしてあげると、少しは歯周病予防になるかな?
あとは、猫たちが飽きてしまわないことを願うのみ(-_-;)
商品リンクも貼っておきます。
おわりに。
超イカ耳。
服部先生のセミナーは、とても分かりやすくてためになります!
しかも、いつも一方的ではなく、質問にも可能な限り真摯に答えてくれるところもありがたいですね。
次回は質疑応答のみのセミナーを、できれば年内開催を目指しているそうです。
ちょっとパタパタして忙しいけれど・・・受講できればいいな(^^;
※過去のセミナー受講記録です
長々とすみません。
受講したセミナー内容の備忘録として、記事にさせていただきました。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!