北のねこ暮らし

姉妹猫ななかまどとの暮らし。

猫におやつを与える量と頻度…我が家の場合

ちゅーるギャング

ちゅーるギャング!


みなさんは猫に与えるおやつの量はどれくらいでしょうか?そして、どれくらいの頻度で与えているのでしょうか。

 

猫さんの体調などによってそれぞれだとは思いますが

そもそも今まで一度も猫におやつを与えたことがないという人は少ないように思います。

獣医さんからは

「ダメとは言いませんが…まず、肥満は避けられないでしょうね」

といわれたのを覚えています(-_-;)

私も初めて猫を迎えたときは、

「おやつは特別なときだけ!」

と決めていたのですけど、

なかなかそううまくいかないこともあることを実感しています。

そこで、今回は猫におやつをあげるなら、何をどれくらい与えるのがいいのか、そしてその頻度について考えてみました。

【目次】

人気の猫用おやつ

まずは、猫様に人気のおやつをピックアップしてみます。ここでは、人気の2大巨頭(ちゅーる・クリスピーキッス)と自然派おやつ、手作りおやつに分けてみました。

チャオちゅーる

 

言わずもがな、猫界で空前の大ブームとなっているいなばさんの大ヒット商品ですね。

猫を異常なまでに虜にするあの液体は、まるで猫の麻薬だとも称されるほど。

実際のところ、原料の90%が水分で、基本的にはまぐろやささみなどの原料をペーストにしたものだとされています。

 

こちら公式HPからの引用です。

猫がちゅ~るを好んで食べるのは、「体に悪い成分」や「またたび」が含まれているからと聞いたのですが。

裏面に記載がある原材料以外は使用しておりません。鮮度管理された原料をすばやく充填・殺菌を行っていますので、開封した際の風味を猫ちゃんが好んでくれていると考えております。

塩分に関してはこちら

塩分を添加しているのですか?

裏面の原材料を見ていただくと、お分かりのとおり、食塩は配合されておりません。ちゅ~るをはじめ弊社製品は、原料由来のみの塩分しか入っておりません。

引用元:ちゃおちゅ〜る | いなばペットフード株式会社 | Just another WordPress site | | Just another WordPress site

水産加工会社ならではのノウハウで、原料を新鮮な状態のままパウチにしていることがおいしさの秘訣なのかな、と私は思います。

 

我が家の姉妹猫ななとかまども当然ちゅーるは大好きです。

初めて与えたのは生後5カ月時のワクチン接種が終わったあと。

子猫用のを与えましたが、病院のことなんて忘れたんじゃないかと思うくらいの食いつきっぷりでした(笑)。

現在は2匹ともストルバイト結晶が出ているので、そのまま与えるのは少し控えています。

下部尿路配慮タイプもあるので、こちらはたまに与えているんですけど…やっぱり、普通の「まぐろ」が何より好きみたいです(^-^;

モンプチ クリスピーキッス

カリカリ系の猫用おやつの筆頭格、クリスピーキッス!

ウェット系のフードやおやつが苦手な猫さんに絶大な人気を誇っています。(たまご調べ)

こちらもチキン、ツナ、サーモン、フィッシュセレクトなどラインナップ豊富。

小分け包装されているので少量だけ与えたい飼い主さんの要望が叶えられています。

ほんと、これ助かる(*´ω`)

 

さらには最近「グレインフリー」が発売されました。

 

グレインフリーとは、穀物を使っていないということ。穀物アレルギーの猫さんにはうれしいおやつですよね。

でも、先日の猫だまりさんの記事を読んで、すごく同意したことがありました。

nyan-chuke.hatenablog.com

我が家のようにストルバイトになっている猫さんは、尿のphを正常値に戻すためのフード(療法食)を与えていますが、療法食って穀物を使っている場合が多いんですよね。

 

私も以前不思議に思って、療法食の原料となっている「コーングルテンミール」についてメーカーに問い合わせたり、サイトを調べたりして自分なりに納得できる形に落ち着きました。

 

nanakama.hatenablog.com

つまり、グレインフリーが必ずしも猫にとって良いフードとは限らないけれど、本来の「野性味」を感じられるという意味では、グレインフリーを与えるのはプラスになり得るということ。

ちなみに、先日猫たちに与えてみたんですけどすごくおいしそうに食べてました^^

1袋を2匹で分けているので、

「もう終わりなの?!」って顔されますけどね。

 

MiauMiauスナッキー

最近ひいきにしているMiauMiauシリーズですが、カリカリおやつもでているんですよねー^^

 

ミャウミャウさんは独自の抗ストレス成分を開発されているとのこと。こちらのおやつにも入っています。

粒が小さいので、食べやすいみたいでこちらもクリスピーキッス同様にななかまどのお気に入りとなっています。

自然派おやつ

私が知る限り、自然派のおやつというと原料をそのままドライにしたものが多い気がします。

我が家では、ちゅーるやクリスピーキッスを与える前はこんなのを与えていました。

 

サーモンをそのまま乾燥させたような感じで、カリカリサクサクしているので、手で適当な大きさに折って与えていました。

飼い主的には健康的なおやつを与えているという満足感だったのですけど、喜んで食べてくれたのは子猫の頃だけだった気がする(-.-)

やっぱり、ちゅーるとかの味を覚えてしまうとねえ(>_<)

でも、たまに買ってみようかな。

 

それから、おやつというよりはフードのトッピングとして活躍しているのが「フリーズドライ」。

 

おやつとしてそのままでも喜ぶのですが、フリーズドライの特性を生かして、細かく砕いてふりかけにしている飼い主さんも多いのではないでしょうか。

(1袋当たりのお値段もなかなかなので、そのほうがエコな使い方かも)

我が家の猫たちが療法食に飽きてしまったときは、このふりかけ頼りになります。ありがたいことに、これをかけるとなんとか食べてくれるので助かる(>_<)

ゆでたささみや魚の刺身

猫さんの中には、ゆでたささみが大好き!という子も多いと聞きます。お刺身も、たまのご褒美として与えている人もいますね。

私もささみをゆでてあげたことがあったのですが…

まったく、まったくですよ、食べてくれませんでした、2匹とも!(ノД`)・゜・。

手作りのおやつってなんだかウキウキしていたのですがねえ。(私のゆで方が悪いとか?)

ちなみに、ささみのゆで汁もノーサンキューでした。。。

刺身は、まだ与えたことがありません。

生ものということで、うちの箱入り娘たちにはちょっと刺激が強いかと(笑) 

猫におやつを与える量と頻度は?

我が家で猫におやつを与えるタイミングは、以下のようなとき。

  • 動物病院へ行ったあと
  • シャンプーしたあと
  • 投薬時
  • ごはんのトッピング
  • その他(平常時)

動物病院帰り、シャンプー後は特別ご褒美のちゅーる

我が家の猫らにとって、何よりもストレスがかかるのはやっぱり動物病院とシャンプーです。

直近のワクチン時も、病院の待合室で2匹とも過呼吸気味でした(-_-;)

そのため、帰宅したらちゅーる(もしくはちゅーる状のおやつ)をあげます。

1匹につき1本与えていたこともあるのですが、最近は体調も考えて2匹で1本をちょびちょび。

ごほうび…って分かってくれたらいいんだけどな。

投薬時はちゅーるか好きなウェットフードを少しだけ

今まで、投薬は主にかまど(キジトラ)が多かったのですが、子猫時代にはパウチのウェットフードに薬を混ぜれば食べてくれていたんです。

ところが、最近かまどはどうもウェットフードをあまり食べない傾向にあり…

薬が残ってしまうこともあったので、ウェットフードをちゅーるに変更したら食べてくれるようになったのです。

それでも残すことがあったくらいなので、最近はちゅーるも難しくなってきました。

同時にななにもあげないと大変なことになるので、ななには余計におやつを与えてしまっていたなあ。それが多頭飼いの難しいところ。

平常時のご機嫌取りはクリスピーキッスなどのカリカリおやつ

おやつタイム

おやつおやつ!

室内で暮らす猫は、外で暮らす猫に比べるとそれはそれは恵まれた環境です。しかし、室内での暮らしは退屈で、どうしてもストレスが溜まりがちなのでしょう。

贅沢な悩みなのかもしれませんし、飼い主の努力が足りないせいかもしれません。

でも、遊びも万策尽きてじーーーっとこちらをあの無垢な表情で見つめられるとですね、やはり何もなくてもあげたくなっちゃうのですよ。

おやつはご褒美のときだけって分かっていても、猫には何のこっちゃ。

一度覚えてしまった味は忘れません。

おやつが入っている食品庫の前で動きませんから。

 

クリスピーキッスは主にそんなシチュエーションであげています。

来客時なんかも、お客様と仲良くなってもらうためにクリスピーキッスを使っていますね。小袋で、一粒ずつあげられるのであげすぎの防止にもなりますから。

そんな飼い主が、今でもなんとか守れているのは、毎日与えないこと。せめて2~3日に1回としています。

真夏の水分補給にもなる水溶きちゅーる

以前も猫の夏バテ対策で記事にしたことがありますが、

多くの飼い主さんがやっている「水溶きちゅーる」。

 

nanakama.hatenablog.com

 

暑い時期はとにかく水分補給が第一なので、水をあまり飲まない猫さんにはとても有効です。

だいたい1匹につき2分の1本分を水大さじ1くらいで溶いて与えます。

 

おわりに

Juneイラスト
Juneイラスト
イラスト:June 


猫におやつはあまり必要ないといわれていますが、それでも与えてしまう理由として、「ストレス軽減」が一番の理由なのかな、と思います。

どの飼い主さんも、猫にストイックな生活をさせたいのではなく、いつまでも健康でストレスフリーな生活をして欲しいと願っているはずです。

食べさせなければならない療法食と、あまり食べさせたくはないけれど猫が喜ぶおやつをバランスよくあげられるのが理想的なんですけどねー。

以前の記事でも書きましたが、猫たちが体重増加気味(肥満ではないといわれたものの…気になる)なので、今後も上手にストレス解消程度におやつを与えられたらと思っています。

 

 

ななとかまどが体重増加?!の話はこちら。

 

nanakama.hatenablog.com