体をすりすりっとこすり付ける猫さんの仕草は、何とも言えず可愛いですよねー。
この行動の理由は「マーキング」や「愛情表現」などいわれています。
まあ理由はどうあれ、猫好きの心を鷲掴みにされることには間違いありません。
我が家の姉妹猫、ななとかまどは人間に対してはあまりしないのですが、家具などの角には、しょっちゅう顔をスリスリしています。
ところが!
ここ最近、かまどの様子がおかしいのです。
今回は、飼い主もびっくり、我が家の猫の「すりすり」を紹介します。
【目次】
猫のすりすりとは?
基本的にはマーキング
猫を飼っていない人でも、猫が人や物にすりすりと体をこすり付ける仕草は何となくイメージできるのではないでしょうか。それくらい、猫らしい行動ですよね。
猫の体には臭腺があり、人間には分からない程度のフェロモンを含んだにおいを発しています。
そのにおいをつけておくことで、
「ここは自分の場所」
という認識をしている(すなわち、マーキング)のだそうです。
我が家の猫たちが普段やるのは、キャットタワーや家具などの角張ったところに顔をぐりんぐりんこすり付けること。
半分は無意識(本能的)に行っていると思われますが、ときどき
「こっちみてにゃーん」
と思わせぶりにすりすりします。
我が家の猫は人ではなく、物に対してですけどね(笑)。
愛情表現や要求の場合も
マーキングは本能的な行動ですが、それだけではないようです。
飼い主の気を引くために行ったり、甘えや愛情表現として行っている場合もあります。
猫さんによっては、人の足元にすりすりする子もいますよねー。
うちの子たちは、甘えているな、というときでも家具や壁のほうにすりんすりんします。
以前、とある保護猫猫カフェにいったとき、まだ3カ月くらいの子猫が一生懸命私の足元にぐりぐり体をこすりつけてくる子がいたんです。
あれは、マーキングというより
「私をもらってください」
アピールのように感じ、泣けました(ノД`)・゜・。
(保護猫カフェは、多頭飼育崩壊や保健所収容からのレスキューなど、過酷な環境から引き出され、きちんとケアされて次の飼い主を待っている猫が多いのです)
うちにななかまどがいなかったら、連れ帰っていたかもしれません。
来客が続いたことで猫の意外な一面を知った
母の帽子やバッグにすりすり
母に関しては子猫の頃からしょっちゅう来ているので、ななもかまども家族に近い形で認識している様子なのですが、少し前からかまどは母のかぶっていた帽子やバッグをすごく気にするようになっていました。
ななはそこまでではないのに、不思議です(;´∀`)
明らかに我が家のにおいではないから、反応して本能的に自分のニオイをこすり付けているのかしらねー、なんて思ってはいるのですが、
なんだかまるでまたたびに酔う猫みたい(笑)。
(よだれ垂らしてはいませんでしたが)
友人の持ち物にすりすり
母の荷物が特別なわけではないようでした。
友人が来た際にもやはり同じようにバッグやマフラーにすりすりしているのです!
これには友人も私も驚きました。
我が家の猫たちは最近ビビリ度が高くなってしまい、来客時はほとんど顔を見せなくなってしまっていたのですが…
一体どういう心境の変化なのかしら。
ただ、友人の持ち物だけに爪で傷をつけてしまわないかとても心配でハラハラしました(^-^;
めったに来ない友人の膝にすりすり
今度はあまり来たことのない友人が来たとき。
さすがに、ななもかまども出てこないかも…なんて思っていましたら
かまどが意外にも社交性?を発揮して出てきた…だけでなく。
なんと大胆にも友人の膝元に来てすりすりしているではないですか。
これには唖然でした。
(友人は猫に慣れていないので、どうして良いか分からない様子でした。毛だらけになって、においも付いてごめんねー!)
どうした、かまど。
来客時は猫の違う一面が見られるチャンス
ここ数日、珍しくたまご家にお客様が頻繁にいらしたことで、新たな発見ができたような気がしています。
うちの子は人見知りだから…と半分決めつけ、来客は苦手だと勝手に思っていた私ですが、そんなこともないのかもしれないな、と思う出来事でした。
すりすりがマーキング的な意味合いが強いというのは間違いないのでしょうが、
少なくともお客様が「怖い対象」ではないからできることなのではないかと。
女性だったから良かったのかな?
そういった意味では、来客は猫の違う一面を見られる良い機会でもあるのだと思いました^^
我が家の猫、ななかまどがいかにビビリ猫か良く分かる記事(笑)はこちら。