北のねこ暮らし

姉妹猫ななかまどとの暮らし。

子供の扱いがうまい人は猫の扱いもうまい説

 

猫を抱く男性

ほんとは、抱っこキライなのよ。


世の中には老若男女問わず、誰に教わったわけでもないのに子供の扱いがうまい人がいます。

周りには自然と子供が集まり、なぜか一目置かれる存在となっている…

そういう人っていますよね。

 

実はうちの夫がそうです。

 

我が家には子供がいないので、あくまでも人様の子供との様子を見て感じたことではありますが、彼は若い頃から子供の心をつかむことがうまい人でした。

そして、薄々感じていたことですが…

夫は猫の扱いもうまいのです。かなり、うまいほうだと思います。

今回は、子供の扱いがうまい人は猫の扱いもうまいのかどうか?考察してみました。

【目次】

子供の扱いがうまい夫を考察

夫の子供の扱いがうまいと感じた出来事

子供と遊ぶ男性

写真はイメージです

はじめに言っておくと、夫は保育士や教師といったたぐいの職業ではありません。むしろ、まったく程遠い職業だといっても過言ではないくらいです。

もともと、結婚前から夫は子供が嫌いではないな…というのは何となく感じていました。

 

例えば、レストランなどで子供が近くにいるとき。

やんちゃで落ち着かない子供がいる店などでは、あからさまに嫌な顔をする人も多いかと思いますが、今までそういった表情を一度も見せたことがありません。

そうかといって、特別かわいがる様子もないのですが、ぼそっと

「今あの子は、多分○○な気分。だから暴れてるんだ」

と子供の気持ちを理解しているような発言を良くしていました。

 

また、あるときは親戚の子供と接するとき。

まだ幼かった甥っ子の遊び相手になってあげていたのですが、甥っ子の懐き方がハンパないのです。

そして、お別れするときの甥っ子の落胆ぶりといったらありませんでした。

まだ5歳くらいだったと思うんですが、首をがっくりと下げ、人生終わったとでもいうかのような表情。

(昔すぎて写真探せず、とても残念ですが、いつか見つけたらこの記事に貼っておこうっと。)

 

姪っ子や甥っ子のなかには、少し難しい気質を持った子もいるのですが…

そういった子らにも基本的には同じように接し、そしてだいたいはすごく懐かれています。

 

それらは「自分の子」ではなく、あくまでも「他人の子」であるわけで、だからこそ懐いてくれているのかもしれません。

毎日子育てしている親と比べれば、そりゃあたまたま会って遊ぶだけのおじさんとはわけが違いますからね。

 

見ていて不思議なのが、親戚の子だろうがたまたま出会った子であろうが、子供への態度が女性に良くありがちな「かわいい♪」という母性?父性?あふれる感じではないということ。

平たく言うと「媚びてない」のです。赤ちゃんでも小学生の子供でも同じように接しています。

見ている限りでは、やはり子供の心理をうまく突いているとしか言いようがありません。遊び方ひとつ取ってみても、

「良くこんな遊び思いつくよなあ」

というようなことを、その場その場でやっている様子。

それを見ていると、ああ、高価なおもちゃなんていらないわね…と思えるのです。

 

本人も子供に良く懐かれるのは自覚があるようで、

「オレは子供の心が分かるんだ」

とか何とか良く言ってます。

 

それはつまり、子供っぽいということなのでは(笑)

夫の猫の扱いがうまいと感じた出来事

足の間にはまる猫

…(笑)

夫も私も猫を飼うのは初めてです。

夫は幼い頃、犬を飼っていたことはあるらしいのですが、(交通事故で亡くしてしまった悲しい過去が)それ以来動物は飼っていません。

猫を迎える前に、ネットや本などでノウハウを漁る私に対し、夫はほとんど何もしなかったと思います。

(昼間、主に私が面倒を見るのでそれは全然構わないのですが)

 

ちょっとした抱き方のコツや、猫の習性なんかはスマホでささっと調べていたようですが、基本的に「適当」に接しているように見えました。

 

それなのに!

 

猫たち、実はめっちゃ懐いているんです(笑)。

 

子猫の頃は、じゃらしさえ振れば猫たちは喜びますから、夫も私も恐らくは変わらなかったと思います。

もしかしたら、多少夫のほうがダイナミックで猫たちも喜んでいたかもしれませんが。

成猫になると、ただ猫じゃらしを振るだけではなかなか猫たちも喜ばなくなってきましたが、遊んで欲しい気持ちはずっとあるわけです。

そんなとき、構って欲しくてついて回るのはいつも夫に対してなんです。

そして、夫が走ると慌てて走ってついて行く。

 

舎弟かっ!(笑)

 

しかも、遊んで欲しいときだけ懐くのかというとそうでもないのです。

それは、爪切り。

猫の爪切り

子猫時代のなな

実は、子猫の頃からずっと猫たちの爪切りは夫の役割なんです。

私も出来なくはないのですが、回数をこなしていないせいか、全部の手足の爪を1回ではできません。特に、抱っこがあまり好きじゃないかまど(キジトラ)は大変です(-_-;)

それが、夫の手にかかると…

猫の爪切り

むう…

気難しいかまども大人しくなるから不思議なんですよね。

ホールド力の違い?なのかなあ。

いや、でも女性だって爪切りが上手な人はたくさんいるわけですから、力で抑え込んでいるわけではないということですよね。

おかげ様で、我が家では猫の爪切りに関しては困ったことがありません。

あくまでも、夫がやっているからなんですけども。

何を意識したら猫も子供も懐くのか

捕獲される猫

捕獲!

人の子供と猫を同じように考えるのは間違いかもしれませんが、何か共通点が無きにしもあらず、に感じます。

一体、なぜこうも懐き方が違うのか。

扱い方にコツでもあるのか、夫に聞いてみたのですが

「知らん」

の一言。

恐らく、感覚なんでしょうね。本人の無意識のうちに行っていることがきっとあるはずなんですけど。

なので、私が感じたことをまとめると

  1. 決して甘やかさない

  2. あくまでも主導権は自分(夫)

  3. 子供(猫)の喜ぶポイントを押さえる

  4. 緩急をつける

といったことはあるのかな、と思います。

 

1は、さすがに人様の子供に怒ることはしませんが、猫には叱るときは叱っています。「叱るな」という基本のノウハウそっちのけです。

おかげで?かどうかは不明ですが、子猫の頃はやんちゃでどうしようもなかったキジ白のななが、コンロの上だけはのらないようになりました。

 

2は、どうやっているのか分からないんですけど、自然とそういう関係になっているのが分かるんです。

私なんかは子供と遊んでいると、ときどき子供に「なめられる」ような行動(例えば、おもちゃで叩かれるとか)をされるときがあるんですが(^^;

(この辺は子育てにおいて基本的なことなのでしょうか。)

夫は、絶対にそんなことにはなりません。

 

3も、もはや天性のものとしか思えないのですが(笑)きっと接しているうちに、「こうしたら喜ぶ」というポイントが分かってくるのだろうと思います。

 

4は、まさに1~3を総合した扱い方ともいえますが、メリハリをつけて遊ぶことで、子供、もしくは猫に「また遊んで欲しい!」と無意識に思わせているのではないかと思うのです。

 

 

まとめ

怒られる猫

悪いことすんなよー

我が家には子供がいないので、子育てに関しては分かりませんが、夫は子供の扱いに長けているほうです。

そして、私の個人的な考察としては、子供の扱いがうまい人は猫の扱い(本人曰く、犬も)もうまいのではないかと思います。

先ほども書いたように、子供に関してはあくまでも「たまにあそんでくれるおじさん」であるからでしょうし、猫に関してはほかの部分でフォローがされているから(主に私ね)こそ、という前提ではありますが。

何にせよ、おいしいところを持っていくその能力は羨ましい限りです(;´∀`)

 

ほかの説もあります。よろしければこちらもどうぞ。

 

nanakama.hatenablog.com