北のねこ暮らし

姉妹猫ななかまどとの暮らし。

ジンジャーマンクッキーをクリスマスに食べる理由。【プレゼントにおすすめ】

ジンジャーマンクッキー


クリスマスが近づくと、お菓子屋さんなどで見かけるジンジャーマンクッキー。

最近はアイシング(表面の砂糖細工)のバリエーションも広がって、家庭で作る人も増えている印象ですよね。

でも、どうしてクリスマスに作るのでしょう?

パティシエとして、今まで数えきれないほどジンジャーマンクッキーを焼いてきた私ですが、そういえば詳しいルーツについて考えたことなかったです(^^;

そこで今回は、クリスマスにジンジャーマンクッキーを作る理由と、プレゼント用の簡単なラッピングなども紹介します。

【目次】

ジンジャーマンクッキーとは。由来やクリスマスに食べる理由

ジンジャークッキー

ジンジャーは日本語だと「生姜」。ジンジャークッキー、ジンジャーブレッドマン、ジンジャーマンクッキーなど呼び名はさまざま。人型でないものが含まれる場合は、単に「ジンジャークッキー」と呼んだりすることもあります。また、ヨーロッパでは比較的薄め、アメリカでは厚めに焼く傾向です。そんなジンジャークッキーの発祥は、諸説あるようです。

イギリス国王をかたどって人型にした説

16世紀のイギリスでは、当時大流行していたペストにショウガが効果的だといわれていました。当時の国民はショウガを食べるよう呼びかけた国王をかたどり、ショウガ入りのクッキーを焼いて食べるようになったといわれています。

冬至(クリスマス)に無病息災を願って作る説

クリスマスを祝う習慣は、もともと冬至が発祥だといわれています。家族の無病息災を願い、風邪予防の意味を込めてショウガ入りのクッキーを焼くようになった説もあります。

スパイスには魔除けの意味も

ジンジャークッキーにはジンジャー(ショウガ)のほか、シナモンやクローブなどの香辛料が使われています。その強い香りが、魔除けになると考えられていました。

ドラキュラにニンニク、的な?ニンニクは入ってないけど。

 

参考元:【食育ずかん】人の形をした「ジンジャークッキー」の由来とは?

【キナリノ】知ってた?X'masにジンジャーを食べるのには理由があるんだよ♪

クリスマスが近いのでジンジャーマンクッキーを焼きました

以前、小さなお店をやっていた頃、ジンジャーマンクッキーは定番商品でした。

お客様の「ちょっとしたプレゼントにぴったりだから通年置いて欲しい」という強い要望があったからです。

確かに、人の形をしたクッキーは貰うとうれしいものなのかも知れません。

「ちょっとした贈り物」というのもポイントですよね。

しばらくお菓子作りから遠のいておりましたが、ふと思い立って久しぶりに焼いてみました。

生地作り~焼成までの流れ

ジンジャークッキー 型抜き

昔から持っていた猫の抜き型で

型抜きクッキーは家庭でも簡単に作れますが、段どり良く作業するには2日~3日かけて作業するほうが楽です。

  1. 【1日目】生地を仕込む
  2. 冷蔵庫で1晩休ませる
  3. 【2日目】生地をのばし、型抜きする
  4. オーブンで焼成
  5. 【3日目】アイシング(砂糖衣でデコレーション)
  6. ラッピング

2日目と3日目をまとめることはできますが、作る量によっては結構大変です。

私は今回たくさん作ったので、3日に分けて作業しました。

アイシング…結構疲れた(;´Д`)

映えるアイシングクッキー作っている奥様たち、すごすぎます。

アイシング材料は100円ショップで買える

アイシング材料

水で混ぜるだけで作れるなんて。

昔は粉糖買って、卵白用意して…だったのが、今は100円ショップでも材料買えるんですね!しかも、色粉いらないの?!

※専用の色粉も通販等で手に入ります。

アイシングに関しては、お店をやっていた頃は簡単に顔くらいしか書いていなかったのですけど、ネットでものすごいクオリティのを見てしまい、やってみるか…とやり始めたら最後。

アイシングで半日かかったわ。

しかも、目みえないし、クオリティも低いし

ま、でも楽しかったです(笑)。

ジンジャーにゃんも作ったよ

黒猫クッキー

黒猫描きたい♪ってやり始めたら大変なことに(^^;

やっちゃいました、ジンジャーにゃん。(=^・^=)

むかーし買ってあったクッキー型引っ張り出してきた(^_^;)

でも…あれですね、

黒猫はマンガで描くのが大変という話を聞いたことがありましたが

アイシングも大変。

 

ギリギリ1袋使い切りましたわ。

疲れた…。

なので、ほかの猫さんはめっちゃ手抜きに。(ごめんね)

ラッピング~クリスマスオーナメント仕様~

アイシングクッキー

細く描けなかった…(^^;

アイシングクッキーを作ったら、やっぱりプレゼントしなきゃですよね。

自分で作って自分で食べるのは切なすぎるわ(笑)。

しかし、うちに喜びそうな子供はいないし、猫は残念ながら食べられない。

ご近所さんに配ることとします。

ジンジャークッキー

オーナメントにするなら、マチなしの袋のほうが都合が良いかもです

 

ジンジャークッキーは、クリスマスのオーナメントとして飾られることもあります。

中身が見えるクリアパックにグラシン紙と乾燥材をセットし、バラバラとクッキーを入れたら、紐を通してツリーに飾れるようにするのはどうでしょうか。

クリスマスカラーのシールなどを貼ってもかわいいかもですね。

(私は持っていないので貼らなかったけど)

 

※アイシングを施したクッキーをラッピングするときは、表面がしっかり乾いてから入れてくださいねー。せっかくのお化粧が崩れてしまいますのでっ。

おわりに

昼寝中の猫

キッチンで一体何をしてるのかしらね

久しぶりにジンジャーマンクッキーを焼いたので、クリスマスにジンジャーマンクッキーを作る意味も調べてみました。

由来にはさまざまな説がありましたが、無病息災という意味では日本の冬至にかぼちゃを食べる習慣とも似ていますよね。

人型クッキーは凝ったアイシングをしなくても、ちょっと顔を書いてあげるだけでも十分かわいくなるので、プレゼントに焼いてみてはいかがでしょうか^^

 

クリスマスリースの飾りにも、「魔除け」の意味が込められています。

ヨーロッパには昔からそういった習慣があったのですね。

 

nanakama.hatenablog.com

 

 

すごい、こんな素敵なキットがあるんですね。良く作るなら持っておいたほうが良さそう。ダイソーの小袋は即効使い切りましたから。

 

 

こんな本もたくさん出てる。私のアイシングが恥ずかしくなってきた。