ななかまど(我が家の姉妹猫。)と暮らし始めるまで、クリスマスは仕事のかき入れ時でしたので、クリスマスを家でゆっくり過ごせるようになったのはここ数年のこと。
そんなに気合い入れてご馳走を作るという訳でもないのですが、チキンくらいは食べたいよねー、なんて思うのは私だけでしょうか。
インスタ等を見ると、おうちクリスマスのレベルがすごすぎて、とても真似できません!
でも私には「これだけは手間をかけられるチキン料理」というのがありまして、今年も作ることに決定。
今回は、今週のお題「クリスマス」にちなんで、こだわりの鶏肉料理をご紹介します^^
【目次】
クリスマスのご馳走「鶏肉のコンフィ」
コンフィとは、広い意味では保存性を高めるフランスの調理法のこと。
鶏肉や鴨肉などをコンフィにする場合、低い温度の油脂でゆっくりと時間をかけて調理します。
最近は、コンフィを出すお店も増えましたよね!
私がやっていたお店でも、クリスマス時期には弟(料理人です)がコンフィを仕込み、カフェディナーとして提供していました。
低温でゆっくり熱を加えたチキンレッグはほろほろと柔らかく、骨からするっと外れます。さらに、皮目はフライパンでカリッと焼いているので、表面はパリパリ。
ローストチキンもおいしいですが、一度このコンフィを食べたらもう戻れません(`・ω・´)
意外と簡単!鶏肉のコンフィの作り方を紹介
コンフィ作りは、それほど難しくはありません。ただ、調理時間がかかってしまうことと、温度管理が必要という意味では忙しい人には大変でした。今までは。
王道のコンフィの作り方
ざっと基本の作り方を紹介すると…
- 骨付きの鶏肉に塩、こしょうで下味をつける→1晩置く
- 出てきた水分を拭き取り、80度の油脂(ラード+サラダ油)の中で1時間30分ほど加熱
- そのまま油脂が固まるまで放置
- 鶏肉を取り出し、フライパンでこんがり焼く
- 脂の下層部にゼリー状になっているものを取り出し、加熱、調味してソースにする→完成。
と、放置プレイ多めです。簡単ではあるものの…
油脂の温度を80度にキープするのは結構大変だったのよ、今までは。
※オーブンの機能が80度設定できるなら、オーブンに入れれば簡単なんですが、我が家のオーブンは最低が100度でしたの…(T_T)
炊飯器使えばいいんじゃね?
…今さら、気付きました(笑)。
そして、以前弟からも聞いていたことも思い出した。
「密閉袋に油脂とチキン入れて、お湯で加熱すれば油の節約になる」と。
おおーーーーー!(≧▽≦)頭イイ!
…改めて、「コンフィ 炊飯器 密閉袋」で検索しましたら
みんなやってました(笑)。
で、今回は炊飯器で楽ちんコンフィです!
ざっと作り方。
- 骨付き鶏もも肉に塩、こしょうで下味→1晩置く
- 水分を拭き取り、密閉袋にラードとサラダ油を入れ、閉じる(ラードを使うと、めっちゃおいしくなりますー^^)
- お湯を沸騰直前まで沸かす
- 炊飯器に2とお湯を適宜注ぎ、「保温」スイッチをON!
- 3時間ほど放置→取り出し、冷蔵庫へ←イマココ
一応、クリスマスイブに食べる予定なので、そのまま冷蔵庫に入れてあります。
うまくいっているといいのだけど。
ネットでは、保温時間は長くなっても問題ないとあったので、私も念のため加熱時間を3時間にしてみました。
近頃はご飯もガス火で炊く我が家、炊飯器は久々の登場…したかと思ったら、炊飯ではなくこんな使い方をされるとはね。
最近流行の電気調理鍋があれば、コンフィも簡単に調理できるのかな。
ただ、使う油が少ないので、ソースのベースになる旨味ゼリーができるかどうかが心配です。(通常は、たっぷりの油の下に残るものなんですけど)
これがあるとないとじゃ違うんだよなあ。
というわけで、その後どうなったかはまた後日。
良いクリスマスを
にゃんずには…どうするかな。
大した料理は作りませんが、これだけは…という一品を紹介しました。
ケーキも手作りしません!(笑)
だって、年末は掃除したり買い物したり、在宅の仕事だってまだあるし、お正月もすぐにやってくる。
ほどほどが一番なのです。
ではみなさま、良いクリスマスをお過ごしくださいねー。
その後、炊飯器コンフィがどうなったかはこちらの記事で!
前回作ったジンジャークッキーたちは、クリスマスまでに旅立つことができそうです!