連日の猛暑で、毎日のご飯作りに悩む人も多いのではないでしょうか。
私はときどきレシピサイトの仕事をさせていただくことがあり、おかげさまでさまざまなレシピに触れる機会をいただいています。
なかでも
「夏バテ防止レシピ」
「消化が良いレシピ」
「元気が出るレシピ」
など、夏にぴったりのレシピに共通しているのはいずれも
- 食材(元気が出る、疲労回復など)
- 食材と食材の組み合わせ
がキーワードになります。
夏バテに効果的な食材を知っておき、効率よく摂取できる組み合わせを知っておくことで、毎回レシピ検索しなくてもある程度応用が利くというわけです。
特に、既存のレシピに頼らず自分なりに作りたい人は、食材と組み合わせを決めてパパっと作れるほうが楽かもしれません。
そこで、この記事では夏バテしにくい食材を集めてみました^^
おすすめ献立も添えてみましたので参考になれば幸いです!
【目次】
夏バテ防止に効果的な食材
暑い時期は簡単に作れることははもちろん、麺類など食べやすいものを選びがちです。
そこで大事なのはいかに効率よく栄養を摂れるかということ。
ここでのキーワードは「たんぱく質」と「ビタミンB1」、そして「ビタミンC」。
これらを効率良く摂取できることが夏バテ防止のポイントになります。
※参考にした書籍
私の毎日のご飯作りのバイブルです。体の不調に合わせた食材の解説と、献立の提案がされていて、とても役立っています。
たんぱく質とビタミンB1が豊富な食材
たんぱく質が豊富な食材は以下の通り。
- 肉類…特に豚肉はビタミンB1が豊富
- 魚類…夏バテ予防の筆頭はうなぎ
- 卵…食物繊維とビタミンC以外の栄養素をすべて含んでいる
- 大豆製品…納豆、豆腐など
まあ、知っている人は普通に知っていることです(笑)。
例えば麺類だけだと糖質ばかりに偏ってしまいますので、これらのたんぱく質やビタミンを含む食品と合わせることでバランスが良くなります。
さらに、ビタミンB1はイオウ化合物との組み合わせで代謝が高まることがわかっています。
イオウ化合物とは
- にんにく
- にら
- ねぎ
などといった臭いの強い野菜などに多く含まれています。
ビタミンCが豊富な食材
ビタミンCは暑さなどのストレスで消費しやすいとされています。疲れたらビタミンCを、というのは理にかなっているわけですね。
ビタミンCは知っての通り、果物や野菜に多く含まれています。水溶性で熱に弱い特性があるので、新鮮なものを手早く調理するのが効果的な調理法です。
代表的な食材は
- レモン
- キウイ
- 赤ピーマン
- ブロッコリー
- ゴーヤ
- じゃがいも
などなど。
夏バテ防止のおすすめレシピ
だいたいの食材と組み合わせが分かれば、あえてレシピなどは必要ないかもしれませんが…(^-^;
ここでは実際に私が作ってみておいしかったレシピを2つ紹介します。
①セロリのカオマンガイ(チキンライス)
※参考にしたレシピ
香り豊かな♪ セロリのカオマンガイのレシピ動画・作り方 | DELISH KITCHEN
鶏むね肉とセロリを米と一緒に炊き込んで、レモンが効いたしょうゆダレで食べる料理。
とにかくセロリの香りが最高でした。鶏と一緒に炊き込むから、ご飯にも旨味がたっぷり染み込んでいて、ご飯だけでもおいしいです。セロリ好きにはたまらないんじゃないかなあ。
②ルーを使わないハッシュドビーフ
※参考にしたレシピ
15分で仕上げる!ハッシュドビーフ 作り方・レシピ | kurashiru [クラシル]
ケチャップや中濃ソースなど、冷蔵庫にある調味料でできるハッシュドビーフレシピです。このレシピの好きなところは、生のトマトも入れること。やっぱりね、ジューシーさがここで加わるんですよ。ケチャップだけでは出せないフレッシュな酸味も好みです。
これなら暑い時期でもさっぱりと食べられるなあ、と思いました。
夏バテ防止献立に迷ったら、摂りたい食材の組み合わせを考えて
暑いときは食事を作る人だって楽したいものです。(私はいつも楽したいけどね)
辛いときは無理せず、食材の組み合わせでメインのものを一品作るだけでも十分だと私は思います。
例えば、そうめんに卵とねぎをトッピングすれば、効率という面では理にかなっているわけです。足りないビタミンは生ジュースで補うこともできますし。
もちろん、何品か用意したほうが良いにきまっていますが、余裕のある人は作りましょう、ということで締めさせていただきます(笑)。
血糖値を上げにくい生活習慣について書いた記事はこちら。
難しいことは考えず、できることを無理なく。