北のねこ暮らし

姉妹猫ななかまどとの暮らし。

長引く猫の血尿。療法食を3カ月続けた結果

血尿が治らない(ノД`)

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センシティブハートのかまどさん。

我が家の姉妹猫のうち、かまど(キジトラ/メス/もうすぐ2歳)に特発性の血尿が見られ、療法食生活になってから3カ月経過しました。

※かまどの血尿の経過はこちらからご覧ください。

 

nanakama.hatenablog.com

 

 特発性の血尿についてはこちら

nanakama.hatenablog.com

 3カ月目の尿検査。結果は…?

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結構赤い色の尿だったのでちょっと焦りました

GWに入る前に、尿だけを持って私だけ来院。

残念ながら、炎症反応は変わらずありました。

写真を見ても分かるように、見た目はかなり色がついています。もしや、悪化している…?

ところが、獣医さんからはこのような説明がありました。

*****

獣医師:「色は鮮やかに見えますが、尿中にある血液の割合は少な目です。主だった細菌も見つからない。もう少し療法食を続けてみても良いのでは」

たまご:「このまま血尿が出続けることにリスクはないのですか?ほかにできることなどもないのでしょうか」

獣医師:「血尿が続くことで心配になるのは貧血。あと、膀胱ではなく腎臓からの出血の可能性もあります。貧血と腎臓のはたらきを調べるには血液検査が必要ですね。前回レントゲンを撮った際に腎臓が腫れていないことは確認できているため、今できるのは血液検査でしょう。ただ」

「私の経験から、こういった場合腎臓にも問題がないことがほとんどでした。もちろん、ゼロではありませんが」

たまご:「このようなケースは多いのでしょうか?」

獣医師:「何年も血尿を繰り返している猫は非常に多いです。今回のかまどちゃんは療法食である程度コントロールできていると考えられます」

*****

なるほど…(・_・;)

獣医さんの「非常に多い」が、どれくらいの割合かなんて質問はさすがにできなかったので、ざっくりと受け止めましたが、口調からは「よくある症例」のように感じました。

今後の治療方針

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相方がいて良かったね。

獣医さんとのやりとりで、今後どうしていくかははっきりしました。

  • 近々血液検査を行い、貧血と腎臓チェックをする
  • 排尿の様子(痛がる、頻尿など)から尿の状態まで毎日よく観察する
  • なるべくストレスにならない工夫をする(^^;
  • 療法食を続ける

当の本にゃんはいたって元気で(良く鳴きますが)、良く食べ、良く飲み、便も1日1回は出ています。

見た目に具合の悪さがわからないので、つい血尿であることを忘れてしまいがち。あとはできることをしてあげて、見守っていくしかなさそうです。

尿検査費用と療法食の値段

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こうみえて元気よ!

今回は本にゃんの再診ではなく、飼い主だけの来院だったので、

  • 尿検査1000円+税

のみの会計でした。しかし、料金体系が次回より変更になり、飼い主とのカウンセリング料金が300円プラスになるとのことです。

それでも、良心的な(まっとうな)料金であると私は思います。しっかり質問もできたし、ある程度納得のいく説明を得られました。

療法食は取り寄せで、動物病院のみの販売です。まだ在庫はありますが、来院したついでに注文してきました。

下部尿路疾患(特発性膀胱炎、ストルバイト結石症およびシュウ酸カルシウム結石症)の猫のために

Multifunction(マルチファンクション)シリーズの猫用pHコントロール+CLTは、下部尿路疾患(特発性膀胱炎、ストルバイト結石症およびシュウ酸カルシウム結石症)の猫に給与することを目的として、特別に調製された食事療法食です。この食事は、弱酸性の尿となるようにミネラルなどの栄養バランスを調整し、マグネシウム含有量を制限しています。また、ストレス刺激の多い生活に配慮して、加水分解ミルクタンパク(加水分解アルファS1トリプシンカゼイン)とL-トリプトファンを配合しています。

ロイヤルカナンphコントロール+CLT 2Kg

こちらは税込み5925円で購入しています。(2カ月に1回くらい)高いけど、続けなければ。

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少しくらいのウェットフードは大丈夫と言われているので、水分補給の意味でも朝・晩に黒缶のパウチを少しだけトッピングしてあげてます。

血尿とうまく付き合いながらストレス軽減を模索していく

 猫の血尿は意外と多く、かまどのように原因が特定できないケースで悩んでいる飼い主さんもいるのではないでしょうか。

病院の治療方針を聞いたうえで、こちらからも疑問に思ったことやほかにできることなど、些細なことでも質問してみるというのが大事なのだと感じました。

獣医さんはたくさんの動物を診ているでしょうから、質問されなければ特に説明をしないことがあるかもしれません。人間の場合も同様ですが、治療は受動的であってはならないのだと常々肝に銘じています。

 

今後も定期的に検査を行い、こちらで経過を報告していく予定です。血尿が出ていても、かまどが元気で過ごせるのであれば良しとしなければなりませんね。

ちなみに、飼い主は

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GWに朝ドラの舞台、十勝に行ってきました。

どこもかしこもすずちゃんのポスター&スピッツの音楽であふれていましたよ(笑)。

年に1~2度は、猫たちがなついている母や妹に預けて小旅行ができていることに感謝です。猫たちを連れていけないのは残念(>_<)ではありますが。

令和元年、GW後半は猫たちとゆっくり過ごそうと思います!

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十勝に行ったら食べたい「インデアンカレー

旅行や食べたものの記録は、Instagram
にアップしています。よろしければ見ていただけるとうれしいです(*^_^*)

 血尿のその後の経過はこちらをどうぞ。

 

nanakama.hatenablog.com

【2020年7月追記】

一応、現在は療法食をヒルズに変更したら、何故か血尿は出なくなりました。

こちらが、これまでの経過をまとめた最新記事です。

 

nanakama.hatenablog.com