北のねこ暮らし

姉妹猫ななかまどとの暮らし。

猫の特発性膀胱炎6カ月目。尿検査の結果

クールマットでくつろぐ猫


2019 年の2月くらいに血尿が出て以来、ずっと経過観察中の我が家の猫、かまど(キジトラ、メス、2歳)。

原因不明の特発性膀胱炎と診断され、ストレスに配慮した療法食生活を続けています。

今回は5月以来になる尿検査の結果と、その後の治療方針についての紹介です。血尿が出てないほうの姉妹猫、なな(キジ白、2歳)の分も採れたのでついでに診ていただきました。

長引く血尿に悩む猫の飼い主さんと情報を共有できれば幸いです。

【目次】

 

猫たちの尿検査の結果

今回診ていただいたのはななとかまどの尿のみ。飼い主だけが来院しました。

※猫の尿の画像が出ます。

 

 

猫尿検査
左がなな、右がかまどの尿です

写真を見て分かる通り、かまどの尿は依然として色が濃いです。

  • なな→ph8 (高め)結晶なし
  • かまど→ph7.5(高め)結晶なし 炎症反応(血尿あり)

 

2匹の結晶に関してはもう見られなくなりましたが、phが高めなので(正常値は6.5程度と説明されました)療法食を続けるように指示がありました。

結晶、すなわちストルバイトになったときの記事はこちらをご参照ください。

 

nanakama.hatenablog.com

次にかまどの血尿ですが、依然として出血が見られるとのことです。しかし、前回の受診では血液検査もしましたが貧血はみられず。本にゃんに別段変化が見られないのであれば、療法食を続けましょう、と今回も予想通りの診断でした。

やれることはやっている…はずなのですが、6月にはかまどが嘔吐を繰り返して食欲不振に陥り、皮下輸液を打っていただいた経緯があります。

 

nanakama.hatenablog.com

続く原因不明の血尿、嘔吐、食欲不振。

何かほかの病気でもあるのではないかと疑いたくもなります。

しかし、嘔吐や食欲不振に関しては一過性のものだったらしく、今はむしろ食欲旺盛です。

獣医さんは我が家の様子を知っているわけではないので、今回のお話も通り一遍のことを繰り返すだけ(ごめんなさい)。

  • 大きな音でストレスになっていない?
  • お水は良く飲んでいますか?
  • 一緒にいる子(なな)が原因では?
  • 部屋の模様替えとか…

どれもそうかもしれないし、そうでないかもしれない。

ちなみに、お水は結構飲んでいるほうだと思っているのですが…まだ足りてないなのかな。

部屋の模様替えはしてません。猫用のクールベッドは購入しましたけど。

猫は(犬も)、このようなはっきりと解明できていない病気や症状が意外と多いのかなあと素人ながら思います。

しっぽをなめてあげる猫

ななは優しい子です

ロイヤルカナン療法食がリニューアル。サンプルもらいました

2月から続けているロイヤルカナンの療法食「phコントロール+CLT」がリニューアルするとのことで、サンプルをいただきました。

ロイヤルカナンユリナリーCLT

以前より値上がりするのかな?と思いきや、問い合わせると2キロ当たりの値段は一緒で、税込み5925円でした。動物病院でしか販売していません。

一方、もう一種類いただいたサンプルがこちら

ヒルズC/Dマルチケア

ヒルズの「C/Dマルチケアコンフォート」です。

こちらは2キロで税込み4428円とのこと。うーん、ロイヤルカナンより安い。

ロイヤルカナンと同様に、抗ストレス成分の加水分解ミルクプロテイントリプトファンが配合されています。

2匹とも、どちらのサンプルも大喜びで食べている(^-^;

抗ストレス成分と謳うだけあって、食べておいしいフードなのだろうか。

今残っている療法食がなくなったら、いったんロイヤルカナンはお休みにしてみて、ヒルズに移行してみようかと考え中です。安いし…。

抗ストレス食といえば、こちらのミャウミャウも独自の抗ストレス成分配合です。

 

ミャウミャウは療法食ではありませんが、下部尿路疾患にも配慮されているので、療法食に混ぜて与えています。

何より、何も食べてくれなかったかまどがやっと口にしてくれたフード。個人的には一目置いています。

どうも、我が家の猫たち(特にかまど)はフードに飽きやすいみたいなので、食べてくれるフードを何種類かキープしておかなければならないのです。

正直、こんなにキャットフード選びが大変とは思っていませんでした。まるで好き嫌いの多い子供のようです(笑)。

今後もご機嫌を伺いながら見守っていきます

給水器で水を飲む猫

この給水器にしてから飲むようになったんです

かまどの特発性膀胱炎は今回も経過観察です。

ただ、尿の様子は毎日チェックして、色の濃い血尿が出ていたら止血剤を処方しましょう、と言われました。

これからもストレスにならないような生活を心がけ、療法食を続けて様子をみていこうと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

キャットフードの成分について調べた記事はこちらをどうぞ。

 

nanakama.hatenablog.com

 

※その後の膀胱炎の経過はこちら。

 

nanakama.hatenablog.com

 

 

nanakama.hatenablog.com