北のねこ暮らし

姉妹猫ななかまどとの暮らし。

ストレスが原因?猫の血尿

かまどが血尿になったその後

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わたし、血尿なの…

我が家の猫、かまど(メス/1歳9カ月)はもうかれこれ1カ月以上血尿が出ています。抗生剤を2週間与えたあと、止血剤入り抗生剤をさらに2週間追加で与え、先日(ちょうど地震の前日)尿検査を行いました。

かまどの血尿の経緯はコチラをご覧ください↓

 

nanakama.hatenablog.com

今回はかまどの尿だけを持って、先生のお話を伺いました。

尿の摂り方はこんな感じです

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今回はシートの上にビニールを被せてみました

写真のようにビニールを被せて、すのこと猫砂をスタンバイ。我が家は2匹いるので、かまどが用を足すまで張り付いて見ていなければなりません。幸い午前中にかまどの尿がとれました。

下は猫の尿の写真です。

 

↓↓↓

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見た目は前回より薄めの色です。

検査の結果、色は大分薄くなったものの、まだ炎症反応が出ているとの事でした。では更に追加で抗生剤を…?と尋ねたところ、今回はこのまま様子を見てみましょうとの事。理由としては、血尿は出ているものの、尿石(ストルバイト)はもう溶解していることと、ほかに細菌が見つからなかったことで、「特発性のものである可能性が高いから」、だそうです。

「特発性」とは、「ほかに原因が見当たらない」とも言い換えられます。ちなみに、猫の下部尿路疾患のうち、3分の2は特発性のものであるとされているということをご存知でしたか?結構な割合ですよね…!

特発性の血尿は、主にストレスが原因だとされています。前回の検査以降、かまどのご飯はストレスに対抗できる療法食「ロイヤルカナンphコントロールプラスCLT」です。

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2Kgで6000円程度です。なかなかお高い(>_<)

前回も今回も、獣医さんからは「最近、かまどちゃんに強いストレスがかかったということは思い当たりますか?」と聞かれたのですが(>_<)

私:「むむゥ…良く分かりませんが、よく鳴くのは確かです」

としか返答できず。すると、

先生:「血尿が慢性的になっている猫は結構いますよ。まずはストレスに配慮して、療法食を続けていきましょう」

私:「深刻な状況ではないと?」

先生:「そうですね、ただ、1カ月に1度は尿検査をしたほうが良いですね」

と、このようなやりとりで終わりました。

少々不安ではありますが、療法食を続けつつ、かまどのストレスに配慮して、できる限りのことをしてあげたいと思っています。

猫が血尿になる原因は3つ

猫の血尿は比較的若い猫(2~6歳)に見られます。その原因は主に3つ。

①尿石症

尿がアルカリ性に傾き、結晶化してしまうこと(ストルバイト)。逆に、尿が酸性に傾いても結晶化してしまいます(シュウ酸カルシウム)。ななかまどは2匹ともこの尿石症(ストルバイト)でした。現在はもう尿中に結晶は見られなくなっています。

②細菌によるもの

メス猫や、免疫力が弱くなった高齢の猫に見られやすいとされていますが、細菌が原因とされる血尿の割合はごくわずかだといわれています。尿のニオイが強いと感じた場合は、細菌性の膀胱炎になっている可能性が高いでしょう。

③特発性(原因が特定できない)

①と②に当てはまらないにもかかわらず、血尿が出ている場合は、特発性のものだとされ、多くはストレスが原因と考えられています。特発性の血尿は再発しやすく、その確率はなんと50%(´゚д゚`)!なんとまあ、ストレスに悩まされる猫の多いことか。

参照元

・【ネコペディア】猫の特発性膀胱炎のアウトライン

・【ペトこと】猫の血尿は何が原因? 色別に考えられる病気の治療・予防法

  猫様にお仕えして、ストレスフリーな生活を

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とことんお仕えしますとも!ずっと幸せでいてね。

かまどが良く鳴くのには理由があるのでしょうが、何が足りていないのかなかなか読み取れません(>_<)

思い当たるのは、彼女の視界から消えたり、何かに熱中したりしているときです。そのため、家の中で移動するときはなるべくドアを開放しておいているのですが…。ついてくるのはななだけなんですよね。かまどはいつも遠くから飼い主を呼ぶことが多いです(笑)。女王様気質だ(^-^;

撫でられるのは好きみたいなので、かまどが良く鳴くときにはとにかく撫でて機嫌をとっています。撫でるのをやめるとまたいろいろと文句をいわれるので、これが始まったらもう大変(笑)。

ときどきはおやつも与えています。体に負担にならない程度に、カリカリタイプのおやつを数粒。毎日は与えないようにしていますが、ついつい与えたい衝動に駆られるのをひたすら我慢。

また、またたび入りのおもちゃに良く反応するので、またたびをときどき与えてみようかと検討中(今まではあまりまたたび自体を与えたことがない)です。

今回のことで良く分かったのが、猫はとってもデリケートだということ。見た目は元気でも、血尿になってしまうほどのストレスがかかっているなんて、考えてもみませんでした。これからも療法食を続けながら、猫をご機嫌にさせる方法を模索していこうと思います。

みなさんはどのような方法で猫さんのご機嫌をとっているのでしょうか(*´ω`)

 

ななもかまども大好きなクリスピーキッス。小袋タイプがあるので助かるー