子猫が元気すぎて大変!
猫を飼うなら子猫から育てたいと思う人は多いですよね。
我が家の姉妹猫、ななかまども生後1カ月半のときにお迎えしてもうすぐ2歳になります。
猫を迎える際はネット等でいろいろ下調べはしていましたが、いざ我が家に2匹がやってきたときにはそれはそれは緊張したものです。
もちろん、子猫を育てていくわけですからそれなりの覚悟はありました。しかし、子猫のパワーを目の当たりにして、かなり戸惑ったのも事実です。
大人しいのは寝ている時間だけ、起きている時間はほとんどが暴れ回る時間だといっても過言ではありません(゚Д゚;)
しかも、まだ月齢が若いうちは危険を顧みず、どこにでも興味をもって入り込んでしまいます。何をしでかすかわからないという不安から、子猫たちが起きている間はまったく何もできなかったのです。恐るべし子猫。
そんなやんちゃな時期にもいつか終わりは来るもので、現在は2匹とも随分と落ち着きが出てきました。
そこで、今だからこそ話せる、我が家なりのやんちゃな子猫との暮らし方を紹介させていただきます。憧れの猫との暮らしを始めたけれど、子猫が元気すぎて大変な思いをされているという人の助けになればうれしいです。
目次
猫の落ち着く時期
動きが激しすぎて残像になってしまう
結論から言うと、1歳を過ぎる頃が、落ち着きの目安です(個体差あり)。では、猫の月齢を人間の年齢に換算してみましょう。
月齢1~3カ月は人間の1~5歳
月齢1カ月半で迎えたななとかまど。ほどなくしてかまどが猫風邪になってしまい、この時期はかまどの闘病時期でもあったのです。
一方、ななのほうは元気が有り余っていたのか、いつも遊びに興奮しすぎる傾向にあり、具合の悪いかまどにちょっかいをかけていたのが少々心配の種でした。
かまども全く元気がなかったわけではなく、好奇心旺盛な時期でもあったので、ななにくっついてじゃれあってはいましたね。ただ、明らかに体力に違いがあり、ななだけがいつも不完全燃焼で狂ったようにずっと走り回っていたのが記憶に焼き付いています。
カーテン登りなどが始まったのもこの時期です。キャー
月齢6カ月は人間の9歳
子猫といわれる時期はこの時期までとされています。人間の年齢で9歳にも成長するのですから、ここまでにさまざまなことを学んでいくということがわかりますね。体つきも大分大きくなり、いよいよやんちゃ度がピークに達するのがこの時期です。
ジャンプ力も身につくので、キッチンカウンターや食器棚、登れるところはどこでも登りたがって大変でした。
避妊手術を行ったのもちょうど生後6カ月の頃です。
月齢9カ月~1歳は人間の13~17歳
大人になる、最後の仕上げ段階といった時期。だいぶ聞き分けも良くなってきたものの、まだまだ遊びたい盛りです。子猫の頃より体が大きい分、運動会も激しく、元気な時間が長くなってきました。とにかく遊んでほしくて要求鳴きも激しい。
ただ、なんとなくコミュニケーションがとれるようになってきたのもこの時期です。
1歳半~2歳は人間の20~24歳
我が家の猫は今ココ。
あれ?あれあれ?そういえば…最近ちょっと落ち着いてきたかな…?と気付いたのが最近です。特にななの成長には驚くばかり。あんなに暴れん坊でいたずらぼんず(女の子です)だったななが、香箱座りで落ち着いている!
抱っこも落ち着いてできるようになりました。子猫時代には考えられません(笑)。
もちろん、今でも遊んで、かまって、のアピールはありますし、じゃれあいや追いかけっこもします。でも、子猫の頃のように際限なく続くということはなくなりました。
やんちゃな猫との付き合いかた
やんちゃすぎる子猫と暮らすにあたっては、猫飼いの友人にアドバイスをもらったり、母や妹に助けてもらったりしてなんとか乗り切ることができました。周囲の協力があったことで、ノイローゼのような状態にならずに済んだのかもしれません。
遊べるだけ遊んであげる
子猫はしっかり遊んであげることでかなり満たされます。猫じゃらしを振りながら部屋から部屋へと移動して、猫を走らせるような工夫をすると、疲れてクタッと寝てしまうことが多いです。飼い主はちょっと大変ですが、30分くらいは頑張って遊んであげましょう。
我が家ではいつも夜にしっかり遊ばせてから寝ていました。そのおかげか、深夜に暴れたり夜鳴きしたりといったことはほとんどなかったです。
また、猫は高いところに登りたいという欲求があります。カーテン登りを始めてしまった生後3カ月くらいの時期には、キャットタワーを設置して対処しました。おかげでそれ以来、ほとんどカーテンに登ることはなくなったのです。
我が家のキャットタワーに関する記事はこちら↓↓
上手な猫との遊び方は、以下の記事も参考になります。
知人に遊びに来てもらう
遊び相手が飼い主さんだけだと、負担になってしまうこともありますよね。こういった時期は知人にお願いして遊びにきてもらい、猫の遊び相手になってもらうのも一つの方法ではないでしょうか。
ただ、猫は人見知りが多いので、ストレスにならない程度に気の知れた人を呼ぶのがおすすめです。かわいい子猫時代はすぐに過ぎてしまうので、お披露目する良い機会でもあります。子猫を見たい、一緒に遊びたいという人に声をかけてみてはどうでしょう。
SNSに子猫の姿をアップする
せっかくのかわいい子猫を、SNSにアップしてたくさんの人に見てもらってはいかがでしょうか。私もInstagramにたくさんの写真を投稿しています。SNS上で猫を飼う人との交流も生まれますし、猫飼いの先輩からアドバイスをもらえることもあり、孤独感がなくなりますよ(笑)。
後から時系列を追って見返すときにもSNSは便利です。私もブログを書くときには過去に投稿したInstagramが役立っています。
あっという間に過ぎる子猫時代を大切に
思った以上にパワーのある子猫。たくさんのことを学ぶ大切な時期でもあるので、しっかりと相手をしてあげることが大事です。
とはいえ、当時は私も必死でした。ななの暴れん坊ぶりに、「遊ばせすぎたから、凶暴になってしまったのでは?」と本気で悩んだこともあります(・_・;)
でも、そんなことはありませんでした。現在も遊び大好きのななかまどですが、どちらもケガすることなく、きちんと加減して遊んでいます。飼い主に対しても絶対に爪を立てたり、噛み付いたりすることはありません。
それは、子猫時代に思いっきり遊んで加減を学んだからだと、今なら胸を張って言えます。
よく、人間の子育てはあっという間だといいますが、子猫時代も然り。大人になったらだんだんと遊ばなくなってしまうといいますよね。遊びたい時期にはできる限り遊んであげることが、飼い主さんにとっても悔いのない思い出になるのではないでしょうか。
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