猫はちょっとしたことでもストレスを感じる生き物
我が家の姉妹猫はどちらも臆病で内弁慶。猫らしいといえば聞こえは良いのですが、ちょっとしたこと(人間目線では)からストレスを感じ、体調を崩すまでになってしまう繊細な生き物です。
このブログの読者の方には何度もこの件には触れているので、しつこいかもしれませんが、初めての方はよろしければこの辺りを読んでいただければと思います。
上記にリンクした記事の通り、姉妹のうち、かまど(2歳)に特発性の血尿が見られ、ストレスを軽減する療法食を続けています。
平行して、我が家でもストレスがかからないような生活を心がけているものの、果たして何が彼女のストレスになっているのか皆目見当がつきません。
年に2回はマンションの消防点検があり、これはさすがにちょっとかわいそうではあるのですが…
【猫にとってストレスだといわれていること・もの】
- 多頭飼い…してますが、仲は良い。姉妹だし…むしろ姉を頼っている感も
- 騒音…年に2回、大音量の消防点検がありますが、それ以外は割と静か
- 引っ越し・模様替え…ほとんど変わらず。キャットタワー新しくしたくらい
- トイレが汚い・気に入らない…汚くはない、と思う。気に入らない可能性は捨てきれない
- 来客…少ないですが、なくはない。
- 留守番が長い…そんなに長くないと思う。平均すると3時間くらい
- フードが気に入らない…可能性あり。飽きやすい
あまり神経質にならず、普通に過ごしていたつもりです。トイレはせっせと掃除して清潔を保ち、砂もこまめに替えていました。フードは療法食だけでは寂しいだろうと、パウチなどをトッピングしたり、おやつをあたえたり。
そうこうしていたある日、めったに吐いたことのないかまどが1日に3度くらい吐き、食事を一切受け付けなくなってしまったのです。
猫が丸1日何も食べないときは迷わず病院に
誤食?
内臓疾患?
血尿はストレス性ではなかった?
さまざまな思いが、心をよぎります。
何が原因にせよ、食べないのはダメだ。
すぐに病院にいって触診と血液検査をしていただきました。
結果は特に異常なし。ただし、誤食の可能性は捨てきれず。
ひとまず皮下補液と消化吸収促進剤を注射して帰りました。
ところが帰ってきてからも、元気はないまま、じっとしているか寝ています。好きだったはずのパウチにも口をつけてくれません。病院へ行ったストレス(ギャーギャー騒ぎましたもの(^-^;)なのかな、そう思ってそっと見守っておりました。
ダメ元で新しいフード調達してみた
ちゅーるなどに胃薬を混ぜるも嫌がられ、そのうちちゅーるのみも食べなくなったかまどさん。これは薬云々よりも、まずは何か口にしてくれないとマズイ。
もともとどちらかというと、ウェットよりもカリカリフードが好きな子なので、イチかバチかで買った「ミャウミャウ」。
なんと、なんとなんと。
食べてくれました。
かなり慎重にニオイを嗅いで、やっぱりやめっよっか、いや、ちょっとだけ食べよっかみたいなのを繰り返していたら、隣でなながフガフガいいながら食べていて(笑)。
それがきっかけになったのか分かりませんが、隣をじーーーーっと見ながらおそるおそる口をつけ、次第にハグハグと食べだしたのです!
本当に少しなのですが、食べてくれた(しかも、総合栄養食)。なんとか、命を繋げたかなと思っています。
夫は「究極に腹減ったら(食べないフードも)そのうち食べるだろう」と言っていましたが、かまどはそういったタイプではないのかもしれません。
このことで相談した猫飼いベテランの友人からも、「猫は一度食べないとなったらとことん食べない」と言っていましたし。
まだ今後も食べてくれるか分からないですし、吐く可能性もありますが、記録のためにこうして記事にさせていただきました。
もう少し落ち着いたら、かかった費用など詳しく書かせていただきます。
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