(2019年7月23日更新)
「猫がキッチンに乗る」。
オープンキッチンの家ではあるあるの光景であると共に、悩ましい問題でもあるのではないでしょうか。
キッチンでは火や包丁を使うため、なるべくなら猫に入ってきてほしくないのが本音ですよね。特に、まだ分別がつかない子猫の場合は事故に繋がってしまいかねません。
そこで、私が行っている最低限の対策と考え方について紹介させていただきます。
【目次】
猫がテーブルに上ってしまうというお悩みには、こちらの記事はいかがでしょうか。ここでは、「どこまでOKにするか」ということに焦点を当てて考えています。
一般的な対策は我が家には向いていなかった
我が家のキッチンは猫に乗ってくださいと言わんばかりのオープンな作りです(笑)。
猫たちが成長するに従い、どこにでもジャンプして上るようになってからは、どうしたものかとさまざまな方法で「しつけ」ができないか試したこともあります。
- 粘着面を上にしたガムテープを貼る
- 上に乗ったら霧吹きで水をかける
- 手を叩くなどして大きな音で驚かす
一般的にネットなどで解説されている方法です。いずれも、飼い主が直接叱らず、いつの間にか嫌なことが起こると思わせること(天罰方式)が前提になっています。
しかし、これらの方法は一時的なものに過ぎず、我が家では根本的な解決には至りませんでした。天罰方式って意外と難しかったです。(>_<)
猫はしつけるのではなく、折り合いをつけて暮らすもの
猫は犬と違い、飼い主と主従関係を築くことはないといわれています。猫は自由に自分のしたいことをするのみ。(いいなあ)
とはいえ、猫だって飼い主の口調で「これをやると怒られる」というのは学習してくるように思います。怒られるからといってしないわけではありませんが(笑)。
ですから、して欲しくないことは物理的にできないようにするなり、発想を変えるなりして「猫と折り合いをつけて暮らす」のが一番良い方法だと私は思っています。
キッチンに関してはプチリフォームすることも考えなくはなかったのですが、それなりに出費がかさむし、DIYも苦手…。(>_<)
結局我が家では
- なるべく猫たちが寝ている間に調理
- 猫がキッチンに乗ってもある程度は許す
- ガスコンロの上に上ったときは「ダメ!」と厳しく怒る
ことで折り合いをつけました。
その結果、今も写真のように調理台には登るのですが、包丁を使っているときや火を使っているときにはほとんど飛び乗ってくることはなくなりました。
猫の安全を第一に。我が家のキッチンルール
キッチンに乗るのは主になな(キジ白/2歳)。
特に怒ることもせず調理を続けていると、興味しんしんで見ているだけなんです。ものを落とすということもしません。猫さんの性格にもよるでしょうが、それほど心配することもないということがだんだん分かってきました。
ただ、以前きちんと閉じてあるキャットフードの袋をカウンターに置いたまま忘れて寝てしまったことがあったのですが、朝起きたら歯形がいっぱいつついていました。キャー(;´∀`)以来、キッチンカウンターの上にはなるべく食べ物関連は置かないようにしています。
ほかにキッチンで私が気をつけていることとして、
などがあります。おかげさまで、洗い物を素早くする癖がつきました。キッチンも片付いて、一石二鳥!
猫との暮らしも、料理も、両方楽しんで
猫さんの性格もあるかとは思いますが、猫は無理強いしてもあまり良い結果にはなりません。猫のしつけに悩むくらいなら、いっそのこと一緒に料理を楽しむくらいの気持ちでいたほうが私は楽でした。
今は料理もほぼ好きなようにできていますし、猫たちはほぼ大人しく見ていてくれています。慣れてくると、猫のほうもちゃんと分別がついてくるものなんですね。
こんな私の経験が誰かのお役に立てることができれば、とてもうれしいです^^。
そんな猫飼いおばさんのキッチン、使い勝手など工夫していることを紹介した記事はこちら。
2021年、もうすぐ4歳になる猫たちと調理中の様子をご紹介した記事はこちら。