我が家の猫たちに限らず、家の中で暮らす猫というのは、とかく退屈になりがちですよね。
飼い主に構ってもらえないときは、猫はどうにかして飼い主の気を引こうと頭を働かせます。
最近我が家の猫たちは、飼い主がリビングにいるときに、わざと飼い主の目の届かない場所=「キッチン」で待機するようになったんですよ(^^;
しかも、気配を消して、ニャーとも言わないんです。
キッチンカウンターの向こう側は見えない
一応2LDKですが、扉は解放しているので、ほとんどワンルームのような我が家。
猫が姿を消すといっても、クローゼットの中とか、布団の中に潜るとか、そんなもんなんです。
ですが、キッチンとリビングの間にはカウンターがあるため、飼い主がリビングにいるときに猫たちがキッチン側に回り込むと、姿は全く見えなくなります。
気配を消して、無言で待機する
適当な写真がなかったので、過去のこんな写真を。実際はもっと奥のほうにいることが多いです
我が家の猫たちの夜ご飯は19時前後です。
その後、ちょっと飼い主が見たいテレビなんかを観ていると、毛づくろいしながら一緒にまったりしたり、軽く遊んだりして過ごしています。
そのうち、飼い主がテレビに夢中になってしまうんですが、ふと気づくと、リビングに猫たちがいないんです。
「ニャー」とも何とも言わず、多分30分くらいは経過しているはず。
そういうときは、決まって2人ともキッチンにいて、無言で微動だにせず(音がしないのでそう感じる)ただ待機しているんです・・・(^^;
無言待ちの理由は
ななは、いつでもピシッと立って、まっすぐこっちを見つめてきます
キッチンで待っているのだから、皆さんが思い浮かぶのはやっぱり
「おやつ」
もしくは
「ごはん」
ですよね。
私も何度かそれでおやつをあげてしまっていました。
けれども当の本にゃんが
「え、おやつくれるの?」
「くれるんならもらっとこ♡」
みたいな雰囲気であることも多々あり、
何か食べたいわけではなかった
(もちろん、おやつ待ちのこともあるけれど)
と思うわけです。
だとしたら、一体何なのか?
それは、多分ですが・・・
自分たちのほうを見てほしい
↓
視界からいなくなったら見つけてくれるかも
↓
キッチンで待ってみる
↓
キッチンカウンターに上がるといつも怒られるから、上がらずにじっと静かにして待つルール(怒られたくない)
こんな流れなのではないかと思うのです。(勝手に想像して泣ける。。)
思えば、猫たちがキッチンに籠る(言い方w)ときというのは
いつも飼い主がテレビを見ていたり、電話をしていたり、パソコンしていたりと、猫たちのほうを向いていないとき、だった気がします。
ずっと待っていたのかと思うと、切なくなる
気づいて話しかけると、こうやって目を細めて小さく鳴きます。
こっちにしてみたら、朝も夕方も遊んであげているんだから、ちょっとくらい大人の時間(笑)をくださいよ・・・なんて勝手なことを思いますが
猫にしてみたら、ずっとこの家にいて、食べて寝て遊ぶ生活なわけです。
やっぱり、単純にいつも見ていてほしいのでしょうね。
こういうことをするのはななが多く、かまどは鳴いて訴えることのほうが多いのですが、ときどき結託して2人でこの作戦を実行します(^^;
実はこっちのほうが飼い主にとってはダメージなわけで。
「もう!ずっとここにいて待ってたの?」
ってすっとんでいきますから(笑)
その辺、猫は良くわかってますね。
おわりに
回収!
先日、愛読しているえびね(id:daidaiebine)さんのブログで、
東日本大震災の日の出来事を書かれていました。
えびねさんの愛猫おむすびさんが、なかなか帰らないご主人の帰りを玄関でずっと待っていたというエピソード。
これを読んで胸が熱くなった人も多かったかと思います。
そして、
「いつも待っている」
の見出しで書かれたあとがきで涙腺崩壊ですよ。
我が家の、このキッチン待機現象はいささか謎な部分もありますが、
きっと我が家の猫たちも、飼い主(から注目されること)を待っていたのかと思うと、胸がキュンとなっちゃいますね(T_T)
おまけ・自由ねこ
そうかと思えば一転、自由な猫たち。
なんか可笑しくてインスタにもあげた写真をご紹介します。
ペロリン
からの~
フレーメン?ポカーン。
かまどさんも自由にペロリン。
ポカーン、はなかったです笑笑
ではでは、本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!