我が家の姉妹猫の名前は、「なな」と「かまど」。
姉妹が産まれた北海道の町の、シンボルツリーから名前をもらいました。
しかし、「なな」は良いとして
「かまど」は猫の名前としては変わっているほうだし、何となく発音しにくいかもしれません。
飼い主は何の問題もなく「かまど」と呼んでおりますが、本にゃんは果たして自分の名前を認識しているのだろうか。
そんな疑問が明らかになった出来事がいくつかあります。
猫は名前を呼ぶと反応する?
左がかまど、右がなな。名前を呼んで返事をするかは猫次第
「猫が自分の名前を認識しているかどうか」という問題については、調べるとさまざまな記事がありましたが、結果として
「認識している」という説が有力なようです。
認識しているかどうかは、名前を読んでみて何かしら返事をしてくれるかどうかが判断の目安になるかと思います。
ところが、やっかいなことに猫はそのときの「気分」によって
返事をするかしないか決めるというのです。
猫らしいなあ…(笑)そこが好きなんだけど。
樹木のななかまど
我が家の猫たちにもそれは当てはまり、名前を呼んでも返事をしたりしなかったりするわけで。
賢いワンちゃんのように
「名前を読んだら返事をするよ」
とは決していえないのです。
いや、むしろ返事をしないときのほうが多い。
ですが、
「やっぱり名前を分かってる?」
と立証できそうな出来事がありました。
テレビ番組でも反応した
「なな」という名前に関しては、人間も言いやすいし、接続詞やなんかでも「な」が連続して使われることは良くあること。
でも「かまど」という名前は、あまり普段の会話でも使うことがないからか、発音が珍しいのかもしれません。
ある番組で、「かまど」という名前が連発されていたとき、
かまどが明らかに反応していましたね。
絵本や小説などに出てきたお菓子を再現してレシピにするお気に入りの番組です。
このなかで瀬戸康史さん演じるヘンゼルが、キムラ緑子さん演じる「かまど」を呼ぶ時の声。(番組の中で、お菓子を焼く竈(かまど)は擬人化され、ヘンゼルにお菓子の作り方を教えます)
「かまどー!」
この名前が呼ばれるたび、かまどが顔をあげて
「えっ、呼びました?」
みたいな顔をします。
「かまど」という言葉が連発されることってあまりないので、
「グレーテルのかまど」は名前を理解しているか判断するのにとても役立ってくれました。あ、もちろんレシピにもお世話になっております(笑)。
先日、流行りに乗っかってやっと視聴した
「鬼滅の刃」。
この主人公の名前が
「竈門炭治郎(かまどたんじろう)」(笑)
アマゾンプライムでシーズン1を視聴できたので、しばらく我が家は鬼滅の刃三昧でした。
物語のなかで、炭治郎さんの苗字が連呼されることは少なかったのですが、
フルネームで「かまどたんじろう」と呼ぶ場面が少ないながらもあったんですよね。
で、その瞬間やっぱりうちのかまどさんも一瞬首を振るんです。
「へっ?」
みたいな顔をして…(^-^;
あっ、寝てるときは聞き逃しているようですけどね。
これは名前じゃなく、音に反応したなな。大河ドラマのクライマックスで、ドンドンと太鼓を叩く音が気になったようです
ちょうど斎藤道三のあのシーンですよ…
「かまど」は略しないで呼ぶ
なぜかヘソをまげると引きこもるかまど。呼んだって返事などしません
略のしようがないというのが理由です(笑)。
以前知り合いに
「かまどちゃんは何と呼ぶのですか?かまちゃんですか?」
といわれました。
「かまちゃん」…
イメージわかない(^^;
やっぱりかまどはかまどではないかと思い、
「いや、かまどと呼ぶよ」
と返した記憶があります。
そもそも、かまどってペットの名前っぽくないから、戸惑う人も多いようですね。
病院でも2度聞きされることもしばしば。
オスなのかメスなのか分かりにくいというのもあって、
「かまどくん」と呼ばれることもあります。
かまどくんも嫌いじゃないですけど(笑)。
それでも、かまどが自分の名前を音で認識してくれていることが分かった以上、
飼い主は「かまど」と呼び続けるつもりですよ^^
おわりに
なんだこれ。かわいいぞ
ペットには分かりやすい名前を付けた方が、自分の名前を認識しやすいと聞きます。
我が家の場合はどうかな?と思って若干心配でしたが…
今回「かまど」が「かまど」だと分かっているかどうか、テレビの音で知ることができました。
もちろん、だからといって名前を呼んでも返事をするわけではありませんが。
「分かっているよ」
「聞こえているよ」
のサインは、しっぽや耳の動きで知ることができますので、
飼い主(下僕)としてはそれで十分なのです。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました^^