北のねこ暮らし

姉妹猫ななかまどとの暮らし。

栗の渋皮煮を使ってマロンパイを作ろう。

栗

久しぶりの栗仕事。

茨城産の立派な栗を入手したので、「渋皮煮」を作りました。

渋皮煮はこのまま食べても非常においしいものなんですが

丸ごとパイに包んで焼いたものもまた絶品です。

パイと中のクリームを仕込んで、折って、寝かせて、焼いて…と、パイ作りはかなり手間がかかるものではありますが、

たまに作ると達成感がありますね(^^;

 栗の渋皮煮を作る(続き)

前回は、鬼皮をむいて一度ゆで、水にさらしたところまでを記事にしていました。

 

nanakama.hatenablog.com

細かい作り方にニーズがあるかどうか分かりませんが、ざっと工程だけ。

ざっと読み飛ばしてもらって大丈夫です^^

 

で、その後の工程は

  1. 表面についた余分な渋皮を指でこすり、表面をキレイにする
  2. 水で洗い、1度ゆでこぼす(アク抜き)
  3. 砂糖を2回に分けて加え、シロップ煮にしていく
  4. 最後に塩を加えてそのまま1晩おき、再び1煮立ちさせて洋酒を加え完成

渋皮煮

これは1の工程。表面をキレイにしたところ

渋皮煮

ゆでこぼします

シロップ煮工程の写真なし。。

渋皮煮

できあがり。

洋酒はブランデーが合うのですが、なかったので白ワイン入れました^^

数が少ないので、(600gくらいでした)前日の夜~朝には瓶詰めできました。

栗の渋皮煮

断面はこんな感じ。

パイに入れる際は、大きさを揃えるため半分にカットして、大きいのと小さいのを組み合わせて合体させます。

マロンパイを作る

やっかいなのがパイ生地ですよ。

何度も折っては寝かす作業が正直いって大変。

なので、冷凍パイシート使っても全然いいと思うんですよね。

今回は、せっかくなので作りますけども(`・ω・´)

 

ちなみに、パイには

  • 折りパイ(フィユタージュ)
  • 練りパイ(パートブリゼ

があります。

私はいつもマロンパイを作るときは

「練りパイ」を作ります。

練りパイを仕込む

練りパイとは、バターを細かく切って練り込んだ生地のことです。これを伸ばし、三つ折りにしては伸ばす作業を3回行っていきます。

 

(めんどいネ…笑)

ですが、焼き上がりがザクザクとして、折りパイとはまた違った食感になるので私は好きなのです。

 

写真で簡単に。

練りパイ
練りパイ

こんな感じでバターを練り込み、最初の生地ができます。

バターを包み込んで伸ばす「折りパイ」よりは楽ですよ^^

練りパイ

こんな風に三つ折りしては伸ばし、冷蔵庫で寝かせる作業を3回。

バターが溶けやすいので、暑い時期は無理ー(;´Д`)

 

これを最終的に3~5mmくらいの厚みに伸ばしたら、10cm角くらいの正方形にカットします。

 

アーモンドクリームを仕込む

パイと同時進行で、アーモンドクリーム(クレームダマンド)を仕込みます。

面倒なんですが、これがないとマロンパイはおいしくならんのですよ。

まあ工程はこれらを混ぜるだけなんで簡単ですが。

  • バター
  • 砂糖(粉糖)
  • アーモンドパウダー
  • 全卵

パイと一緒に火が入ることで、栗の水分を吸収しつつ、ケーキのスポンジみたいになります。

面倒な場合は、市販のスポンジケーキを入れてもいいかも。

 

栗を包んで焼く

マロンパイ

生地にアーモンドクリームを絞り、1個分の栗をのせて包みます

 

マロンパイ

こんな感じにマフィン型に入れ、塗り卵をしてオーブンへ。

年季入った型だなあ(笑)

 

マロンパイ

温度を変えながら(高温→徐々に低温に)約50分。

仕上げに艶出しシロップを塗って、やっと完成。\(^o^)/

 

マロンパイ

長い道のりだった・・・(笑)

おわりに

マロンパイ

ごめん!かまど、見切れた(゚д゚)!

 

ダイソーにカワイイパッケージあったヾ(*´∀`*)ノ

 

明日はこれをもって、父親の墓参りに行ってきます。

もう秋だというのに、色々あって今年はお墓に行けてませんでした。

とりあえず、袋につめて用意したので断面の写真はまた機会があれば(笑)

(味見してないんかいー)

そうなの、栗の数に限りがあるので、なかなか味見ができないという(^^;

 

長々と、ニーズがあるか分からない、作る工程にお付き合いいただきましてありがとうございました!

 

あ、これは「喫茶ななかまど」の新作スイーツになる予定です(笑)

北のねこ暮らし

 

何の話か?

はまた次回に・・・お話させていただければと思います^^