シナモンといえばスイーツなどでおなじみですよね。
独特の甘味と香りが好き!という人もいれば
ちょっと苦手…という人も多く、
好みが分かれる個性派のスパイス。
シナモンは美容や健康に良いとされ、さまざまな情報番組で話題になっています。
私はシナモンを入れたホットドリンクが大好き。
寒い時期は最高です^^
そこで今回は、大好きなシナモンの効果を詳しく調べてみました。記事後半ではシナモンを使ったおすすめホットドリンクを紹介します。
【目次】
シナモンの種類と成分・期待できる効果
シナモンとは
シナモンの原料は「ニッケイ」という常緑樹の樹皮。
さらに産地によって種類が分かれ、それぞれ風味が微妙に違うといわれています。
スイーツや紅茶などに使われるのは、マイルドな風味のセイロン種で、カシア種は主にカレー等のスパイスに使われることが多いとのことです。
また、漢方ではシナモンを「桂皮」と呼び、葛根湯などの材料として広く使われています。
ちなみに、八つ橋でおなじみの「ニッキ」もシナモンと何となく似ていますが、 ニッケイの近縁種である「シナニッケイ」から作られるもので、厳密には違うものなんだそうです。シラナカッタ…
これ、大好物(*´ω`)
参考URL:【グルメノート】シナモンの効果と効能がスゴイ!正しい使い方から副作用・摂取量まで
シナモンの作用と注目成分
香り成分でリラックス
シナモンが苦手な人はアレですが、シナモンの持つ独特の香りには心を落ち着かせる効果があるといわれています。
ホットドリンクに入れるとなんだか落ち着くのはそのせいだったのかと納得。
漢方薬にも重宝される発汗作用
発汗を促して風邪を予防するという考え方から、葛根湯をはじめとしたさまざまな漢方薬に配合されています。
唐辛子のような刺激的な辛さはありませんが、さまざまな薬草やスパイスの1つとして昔から重宝されてきたのですね。
オイゲノールによるアンチエイジングと脳のリフレッシュ効果
独特の芳香成分。日本のニッキよりも風味がマイルドに感じるのは、このオイゲノールが関係しているのだそう。
オイゲノールには強い抗酸化作用があるため、いわゆるアンチエイジングに効果的な成分だといわれています。テレビの情報番組で「美肌やシミ予防にシナモンを!」と叫ばれているのはこのことなんですね。
また、オイゲノールには脳をスッキリさせる作用も期待できるため、眠気対策や気分転換したいときなどに効果的だとされています。
毛細血管を元気に!桂皮アルデヒド
別名シンナムアルデヒド。シナモンの香り成分のひとつです。毛細血管に働きかけることで血行が良くなり、冷え性改善や免疫力アップなどが期待できます。
また、脂肪細胞を燃焼させる働きも確認されているので、肥満の予防にも効果的です。
ただし、桂皮アルデヒドは胎児に何らかの影響が出る可能性があるという報告がありますので、妊娠中の人はなるべく摂取を控えたほうが良いでしょう。
プロアントシアニジンで血糖値コントロール
シナモンに含まれるポリフェノールの一種。インスリンの分泌を促し、血糖値をコントロールしやすくするといわれています。糖尿病の予防や、ダイエットにも役立つ成分です。
過剰摂取に注意したいクマリン
シナモンを摂るうえで一番注意したいのがこのクマリンという成分。
クマリンは抗酸化作用が期待できる一方で、過剰に摂取すると肝臓に負担をかけてしまう恐れがあるといわれています。
過剰摂取ってどれくらいよ?って思いますよね。
実は、シナモンの産地によってクマリンの含有量が大きく変わります。
先ほど説明したセイロン産のシナモンにおいてはかなり微量なので、通常の摂取ではほぼ問題はありません。
ちょっと気になるのが、ベトナム産のカシア。
ベトナム産のカシアにはクマリンが多く含まれ、1日の許容量が1gより少ないとされています。
そんなことから、シナモンを購入するときには
「どこの産地か?」ということも調べてみる必要がありそうですね。
クマリン含有量の多いシナモンの場合、一日の摂取量は小さじ4分の1程度にとどめておくのが良いそうです。
また、あげる人はいないと思いますが猫や犬にはシナモンは厳禁とされていますので注意してくださいね。(スパイス類は肝臓に負担がかかるそうです)
ちなみに、私が愛用しているGABANのシナモンはカシア・セイロン種両方配合なんだそうです。カシアがベトナム産か、中国産かまでは分かりませんでしたが、セイロン種が混合されているならドリンクに振りかけるくらいの摂取量はまったく問題ないと考えています。
参考URL:【たべるご】シナモンの効能・効果的な使い方から副作用まで
参考URL:【ひらつかスパイス農園】シナモンは食べ過ぎに注意?1日の許容摂取量と過剰摂取時の副作用について
シナモン入りホットドリンクとヨーグルト
カプチーノ、ラテにひと振り
お店をやっていたときは、カプチーノにはココアパウダーをかけていました。
これはこれでおいしくて人気もあったのですけど、個人的にはシナモンのほうが好きです^^
普段はブラックコーヒーを飲みますが、寒い時期はこのシナモントッピングのカプチーノも良く作って飲みます。
ロイヤル・ミルクチャイ
さまざまなスパイスと紅茶を配合したのがチャイ。茶葉を細かくすれば、牛乳から煮だして作る「ロイヤル・ミルクティー」のチャイバージョンを作れます。
自分で作っても良いですが、私はチャイ用にブレンドされたものを使っています。だいたいはシナモン入りですが、パッケージをチェックしてみてくださいねー。
牛乳にしっかり紅茶とスパイスの香りが移り、コクのある味わいでおすすめです^^
このチャイには、黒糖を入れるとさらにコクが増しておいしくなります。
ホットワイン
過去のInstagramより。
アルコールに弱い私ですが、このホットワインは大好き。
自分で作るなら、しっかりアルコール分を飛ばせます。
もちろん、お酒が好きな人は飛ばさなくてOKです(笑)。小鍋に人数分のワイン(赤・白好きなほうで)を入れ、好みの量のはちみつ、シナモンを入れて煮立て、仕上げにレモンスライスをのせて完成。
レモンがないとき、家にあったみかんを添えてみたことがありますがそれもまたおいしかったです^^
ヨーグルトにトッピング
ドリンクではないですが、特別編。
ヨーグルトは毎朝グラノーラとフルーツを入れて食べています。そのときに、ついでにシナモンをパパッと振りかけるのが日課です。
美容や健康に良いシナモンを毎日摂るにはどうしたら良いか?ということを考えたらこれが一番手っ取り早く、忘れない方法でした。
もうこれを続けて5年以上!
実は、ここ数年体調にちょっとしたうれしい変化がありました。
30代くらいからひどい末端冷え症でずっと悩んでいたのですが
そういえば、最近手先足先が冷たくなることが少ない…?
もちろん、シナモンのおかげかどうかは分かりません(笑)。更年期に入っただけかも。
シナモン入りのホットドリンクで秋の夜長を過ごしてみては
シナモンは美容にに良いらしい…もともと好きだし、ちょうど良い。そう思って毎日何かしらの方法で摂るようにしていました。
とはいえ、摂る量などは考えもせず、適当です。
シナモンにも産地によって成分が大きく異なること、種類によっては摂りすぎ注意のものもあることが分かりました。
この次買うときはセイロン産シナモンを試してみたいなと思います。
美容にも健康にもうれしいシナモン入りのホットドリンクを飲んで、心温まるひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
セイロン産シナモン、ちょっとお高めですがありました。
チャイ用のミックス茶葉はいつもお願いしているコーヒー屋さんから購入していたのですが… サイトを見たら取り扱いがなくなっていた(T_T) 無印良品のこれも気になります。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!