北のねこ暮らし

姉妹猫ななかまどとの暮らし。

ビビリなウチ猫のルーツを探るお話【北海道】

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はてなさんでCanvaを利用できるとのことで、初めてテンプレートからアイキャッチ画像を作ってみました。

細かいワザが習得できていないので、テキストだけ変えただけ。

さて、本日は、ななかまどをとある北海道の農家さんから引き取ったときのお話です。

ウチ猫のビビリルーツを紐解きます。

ななかまどの出生は北海道鷹栖(たかす)町  

 

鷹栖町はこの辺です(笑)

暖かくなってくると、あちこちで「子猫が産まれたよ」という話を聞くようになります。

春は猫たちの繁殖の季節ですからねー。

ウチのなな&かまども、春産まれです(5月17日)。

 

猫たちを引き取ったときのことを思いめぐらしていたら、ふと

なな(キジ白)のビビリルーツはこれだったんじゃ?

という出来事を思い出しました。

 

※ななのビビリが分かる参照記事

 (たくさんありますが、比較的直近の記事)

nanakama.hatenablog.com

 

黒白のお母さん猫と飼い主のおばあさん

黒白の母猫

2017年7月1日撮影。

改めて見ると、前足の斑点模様(ゴマ塩)はななが受け継いでいるかも?

写真の猫がななかまどのお母さん。

夫の知人を介して紹介していただいた、とある米農家で飼われている黒白の猫さんです。

(当時はいっぱいいっぱいで、名前すら聞き忘れた・・・)

 

この日は、この猫さんが5月17日に産んだ5匹の子猫たちに会いに、知人夫婦に案内されてきました。

飼い主のおばあさんから、離乳時期が来たので引き取りのGOサインをいただいたからです。

 

広い敷地には母屋、倉庫、離れが並びます。

母屋の玄関前にはキャットフードが置いてあり、側には茶白の猫が寝そべっていました。

(撮影日時不明。再掲載)

オス猫だそう。

「子猫の父親かも?知らんけど」

とおばあさん(^^;

 

おばあさんはまず私たちを倉庫に案内してくれました。

 

そこにちょこんと座る黒白の猫。

 

「わたしに懐いていてねえ。かわいい猫だよ」

と、おばあさんは猫を撫でました。

 

子猫にご対面

北のねこ暮らし

(撮影日時不明。多分産まれてすぐ)

子猫たちは最初倉庫にいたそうですが、比較的オープンな場所だったからかカラス?野生動物?に襲われることを懸念して、

離れのお孫さん夫婦のおうちの玄関先に、子猫コーナーが設けられ、大事に育てられていました。

そのおうちでは小型犬を飼っていたようなので、おうちの中には入れられなかったのでしょう。

 

広い玄関のたたきにシートが敷かれ、キャットフード、お水、猫トイレが設置され、猫ベッドなどもあったように思います。

そこには、小さなキジトラの子猫たちがわらわらいて、そこのおうちの子供(おばあちゃんのひ孫?)たちが子猫を抱いて遊んでいました。

 

(か、かわいい・・・)

 

子猫の性別が分からない

子猫が小さなうちは、慣れている人じゃないと、性別が見分けられないのだそう。

ここでは、おばあちゃんしか性別が分からないとのこと。

 

玄関は母猫が出入りできるように、すき間が開けてあり、勝手知ったるようにするっと母猫が入ってきました。

とたんに、わらわらと子猫たちは母猫に群がり、お乳を吸っています。

(母猫は立ったままでした)←なんかすごいと思ってしまったw

 

「まだ離乳していないんですねー」

と私が言うと、

「もう大人用のカリカリを食べてますよ。歯も生えてます」

とお孫さんの奥様。

(え、大人用?と思いましたがそこは抑えて)

母猫はもういいでしょ、とばかりに強引に出ていってしまいました(^^;

ここではあまり母猫の愛情、みたいのは見られなかったように思いますが、きっと離乳時期だったからあえてそっけなく接していたのかもしれません。

 

さて、私たち夫婦はできればメス猫を2匹引き取りたいのです。

おばあさんに見分けてもらいます。

 

おばあさんは慣れた手つきで、子猫を拾い上げてはちゃっちゃと

「オス!」

「メス!」

とポイポイ選別していきます。

Juneイラスト

このときのおばあさんが、とてもカッコよかったので…イメージイラストをJunesanに描いてもらいましたw

 

隠れていた子猫=なな

上記のイラストで、隅っこで隠れている子猫がいるのが分かるでしょうか。

このとき、私たち夫婦とおばあさんを引き合わせてくれた、案内人の奥さんが

 

「私、この隠れてる子がとっても気になるのよねえ」

と、キジ白の子猫を抱き上げました。

 

北のねこ暮らし

(撮影日時不明)

 

この子猫をすかさずおばあさんに渡し、性別チェックしてもらいます。

 

 

「メス!」

 

これが、ななです。

 

母猫との別れ

5匹のなかからキジトラとキジ白の子猫をキャリーバッグに詰め込むと、みなさんに別れを告げ、車で2時間かかる我が家へ帰ります。

子猫のストレスや体調を考えると、急ぎたいところです。

 

子猫が入ったキャリーを車に入れようとするとき、母猫が私たちについてきたことを今でもはっきり覚えています。

Juneイラスト

まるで、

「この子たちをよろしく」

とでも言っているかのようでした。

 

Juneイラスト

 

その後も何度かここを訪ねましたが、

母猫ともほかの子猫たちともこれきり会うことはありませんでした。

 

(残った子猫たちはその後猫風邪まん延により命を落としてしまい、母猫も亡くなったと聞いています…合掌。)

 

おわりに

北のねこ暮らし

大きくなりましたw 5月で4歳になります。

 

毎年、春が近づいてくると思い出す、ななとかまどの故郷のこと。

記憶も薄れてきてしまっていますが、そういえばななは、案内人の奥様に見つけてもらったんだったなあ・・・と思い出したんです。

思えば、あの頃からビビリだったんだと(笑)。

今まで詳しく記事にしてこなかったので、改めて今回はJunesanにイラストを依頼し、当時の記憶を引き出しながら書いてみました。

 

長々とお付き合いいただきまして、ありがとうございました<(_ _)>

 

Junesanのアトリエも更新。お時間のあるときにでも見ていただけるとうれしいです。

illust.daysneo.com

 

 

今週のお題「告白します」