今週のお題「好きなおやつ」
先日は、さんざん「マロンパイ」だの「アップルパイ」だのといった秋のお菓子についての記事を書きました。
なので、今回は”めったに食べないけど、すごく好きなお菓子”の1つ、
「パート・ドゥ・フリュイ」についてお話させていただこうかと思います。
※冒頭の写真は、このお菓子を知るきっかけとなった、パティスリー「オーボンヴュータン」の河田勝彦氏のレシピブックです。
「 パート・ドゥ・フリュイ」Pâtes de fruits
私が20代の頃(30年前…)買った本。ボロボロを通り越している…
端的にいうと、フルーツの果汁を煮詰めてゼリーにしたお菓子。
フランスでは伝統的なコンフィズリー(砂糖菓子)として知られています。
というと、思い浮かべるお菓子として…
- 市販のフルーツゼリー!(おいしいけど、違う)
- グミみたいな?(似てるけど、違う)
- オブラートで包まれたアレ?←懐かしい(笑)
などが挙げられるかと思いますが、パート・ドゥ・フリュイはまた独特です。
ゼリーと言いましたが、実は材料にゼラチンは使わず、ペクチンを使います。
※ペクチンにも種類があって、ここでいうペクチンは特殊なペクチンです。
ペクチンで固められたフルーツ。
つまり、イメージとしてはジャムを食べやすくしたもの、でしょうか。
アプリコット、キウイ、フランボワーズ、パッションフルーツ・・・比較的、酸味が強い果物が多く使われています。
果汁を高温で煮詰め、おいしさをぎゅっと凝縮しているので、一口食べると濃縮されたフルーツジュースのような味が口の中にジュワーっと広がります。
しっかり感じられる甘さと、それに負けないくらいの果汁感と酸味。
このおいしさを一度覚えてしまうと、また思い出しては恋しくなってしまうのです。
パート・ドゥ・フリュイはときどき洋菓子店でも見かけますが、どこでも置いてあるわけではありません。
(ボンボンショコラの中などに入っていることはあります)
なので、たまに見かけると嬉しくなっちゃうんですよねー(*´ω`*)
実は、以前お店をやっていた時に作っていたこともあるんですが
煮詰める手間や(109℃まで煮詰めるの、結構大変)
材料の入手などを考えると…
(でも、今はペクチン入手しやすくなったみたいですね)
買ったほうがいいよね(`・ω・´)
ってなっちゃうんですよね(笑)
以前作った画像は探すのめんどくさいので(!)
商品リンクを…と思ったら、「パート・ドゥ・フリュイ」ではヒットせず(^^;
これなら知名度もあるし、イメージも近いかも。(別物ですが)
あと、レシピも出てます。 かまどォー、作ってー。
ああ、ますます食べたいなあ・・・。
パート・ドゥ・チュール希望のお二方
「パートなんちゃらとか言ってないで、ちゅーるを!」
最近は、夜21時くらいにおやつが食べたくなるらしい2人組。
無言でいつまでもこの体勢で待っているという・・・( ̄▽ ̄;)
飼い主が動くと、2人とも
シンクロ(笑)。
こうしてみると、ななのぽっちゃり感が気になる・・・(^^;
おやつあげてる場合じゃないよね。(あげちゃうけど)
来月はいよいよワクチン接種&健康診断です。
どうか今の状態をキープできていますように・・・。
おわりに。
たまに食べたくなるお菓子「パート・ドゥ・フリュイ」。
ときどきケーキ店では見かけるので、今度見かけたら買ってこようと思います^^
冒頭でご紹介した、河田シェフのお店「オーボンヴュータン」といえば、日本のフランス菓子店の草分け的な存在です。
※オーボンヴュータンのHP
フランス語で「想い出の時」を意味する店名は、シェフのフランスでの辛い修行時代を思いながら付けたのだそう(´-`*)
現在活躍されている有名なパティシエの方々も、ここで修行されたという方がたくさんいらっしゃいます。
私は30年前に1度伺ったきり。。ぜひ、また訪れてみたいものです。
【おまけ】
昨日はドキドキハラハラ、半沢直樹の最終回でしたね!
2にゃんも一緒に観てました(笑)
笑笑 なんか笑えるー
では、本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!