3年前、生後1カ月半で我が家に来たななとかまど。
動物病院以外で外に出たことは一度もなく、人間以外の生き物といえば
窓の外のカラスくらいしか見たことがありません。
小さなハエくらいの虫なら、網戸越しに出会っていたこともあるかもしれませんが、
部屋の中に入って来たことはなかったのです。
と・こ・ろ・が!
先日、とうとう虫が入ってきてしまいました。
初めて動く虫を見た猫たち、それはもう大騒ぎです(^^;
我が家は住宅地と商業地の中間位に位置したマンションなんですが、
場所柄なのかあまり蚊とかハエとかが室内に入って来たことがなかったんですよね。
(ちなみに、上層階ではありません)
飼い主虫嫌いなので、なるべく入ってこないように夜は窓を閉めるなどして気を付けていたってこともありますが。
ところが先日あまりに暑かったので、夜遅くまで網戸のまま過ごしたいたんですよねー。
※我が家、エアコンがありません
そのときに恐らく虫が入っちゃったみたいで。
深夜2時~3時くらいだったと思うんですが、やけに猫たちがみゃおみゃお鳴いています。
でもめっちゃ眠かったのでスルーしていたんですよ。
「(いつもならぐっすり寝てる時間なのに)珍しく起きちゃって、構って欲しくなったのかなー?」
なんて思いながら。
しかし、どうも要求鳴きとはちょっと違う鳴き方のようです。
それにしても、聞いた覚えのある鳴き方・・・
そうだ!
新しいおもちゃを見せたときの、ワクワクした声だ!
と、いうことは・・・
何かいますね( ̄▽ ̄;)
ねー!見てー!って言ってるみたいです
慌てたのであまり写真はありませんが、ななもかまども天井の同じ方向をガン見しています。
ウーウー、ミャオミャオ言いながら。
2匹とも、まるでシンクロする猫動画のごとく、同じタイミングで首を左右に振っています。
何か虫であることは分かりました。
(虫じゃなかったら逆に怖すぎるし!)
さて、どうしよう。
蚊なのかな・・・。蚊だったら嫌だな。さっさと退治したい。
そもそも姉妹には滴下薬とか今までしたことがありませんから、万が一蚊に刺されては大変です。
※蚊はまれにフィラリア(寄生虫)を媒介します。フィラリアが寄生してしまうと、成長しながら血液にのって心臓や肺で成虫になり、血栓などを引き起こす可能性があるのだそうです。
犬と違って猫の場合、感染してからだと駆虫が難しいとされているため、主に滴下タイプの予防薬を使用します。
そうか、こういうときのための滴下薬なんですね(>_<)
それにしても、飛んでいるのが蚊なら、あの「ブーーン」っていやーなモスキート音が聞こえてくるはずですが、何も聞こえません。
猫たちの異変に気付いて目覚めた夫と共に、猫たちのガン見する方向をよーくみると。
いました。
蚊みたいだけど、蚊じゃない羽根付き虫。
※イメージです。大きさは蚊くらいでイラストよりもっと薄いグリーン。
網戸に貼り付く系の、良く見る虫です。
無害なのかも分かりませんが、捕まえない限り、猫たちずーーーっと鳴き続けそう。
なんで、仕方なく捕まえることにしました(^^;
しかし真夜中に、ちっさい虫捕まえるのチョー大変・・・
(殺虫剤とかも使えないし!)
ななかまどの視線を頼りに、古雑誌なんかを使ってなんとか捕獲できました。
とまあ、セミを捕まえるような飼い猫さんも世の中にたくさんいらっしゃるなか、
小さな虫で大騒ぎする姉妹だったワケですが。
結局、猫たちは飼い主に
「ここに何かいるよー!」と伝えるばかりで、
実際は結構ビビッていたんじゃないかと思うんですよねー。
虫はあとでスタッフがおいしくいただき…いや、ティッシュでぎゅっとしてゴミ箱にポイしてしまいました
いつもそうなんですが、ななもかまども、一度ゴミ箱に入れたものにはなぜか関心がなくなるようです。
ターゲットはいなくなったと判断したのか、もう鳴くことはなくなりました。
まあ、そのあとは大運動会に突入し、しばらく追いかけっこしていましたが(笑)。
そんなんで、ななかまど3歳にして初のドキドキ虫体験は、
- ひたすら目で追う
- 飼い主に伝える
以上でミッションクリア?となりました。
虫嫌いの飼い主としては、これ以上レベルアップしなくて結構。
ずっと温室育ちのままでいてくださいね(笑)。
おかげさまで?その日の昼間はぐーっすり寝てました(^^;
かまどさんもずーっと私に教えてくれてたね。
えらいねー、ありがとう。
最近みなさんのブログで虫関連のお話を読ませてもらっているなか、こんなしょーもない話も何なんですが(笑)
ななかまどにとっては、刺激的な夏の出来事でした。
というわけで
本日も最後までお付き合い、ありがとうございました(笑)!