北のねこ暮らし

姉妹猫ななかまどとの暮らし。

おせちフライング?な昭和の大晦日と、令和の年越し。【北海道】

おせち料理


年末「小」掃除が終了(したということにした)、お正月の飾り付けをして、年神様を迎える準備は一応?整った我が家です。

みなさんは年越しにどんなものを食べますか?

昔の北海道は、大晦日におせちをフライングで食べる家庭が多かったように思います。

今はさまざまな過ごし方があるのでしょうが、ふと昔(昭和)の食卓を思い出してみました。

 【目次】

おせちは大晦日に並ぶ?!昭和の食卓

※あくまで私の経験です(^-^;

私が子供の頃は、黒豆やなます、うま煮など定番のおせち料理が大晦日の食卓に並んでいました。

おせちだけでなく、唐揚げやエビフライなど、揚げ物もあったような気がします。もしかしたら、子供向けに母が追加していたのかもしれません。

もちろん、おせちは正月料理ですから、年が明けても3が日までは登場していました。

今思うと、母はものすごい品数を1人で作っていたのだなーと今さらながら思います。

 

ちなみに、「年越しそばはいつ食べるのか」問題ですが、

私の家では昼に食べていました。

これは私の家だけでしょうかね?(^-^;

夜はおせちなどのご馳走が並ぶし、実に合理的な考え。

そういうもんだとずっと思ってました。

口取り菓子がうれしかった、北海道の田舎の大晦日

母の実家は、北海道の片田舎で商売を営んでいた家の出身です。

7人の兄弟に両親と祖父母、使用人も含めた大所帯だったと聞いています。

母は大晦日にどんな食事が並んだか詳しくは覚えていないらしいのですが、ひとつ鮮明に覚えているのが口取り菓子だったとのこと。

口取り菓子はお正月に食べる縁起物の和菓子のことで、鯛やエビなどを象った砂糖菓子、もしくは練り切り菓子のことを指します。

(私はあまり食べたことがないのですけどね)

母の記憶のなかにある口取りは、

「羊羹や干し柿するめだったとのこと。

やはり、大晦日の夜からお膳に並べられていたそうです。

母は、その口取りが何よりの楽しみで、正月中大事に大事に少しずつ食べたと話します。

そうやって家族1人1人のお膳が用意され、下着もすべて新しいものを揃えられ、新年を迎えたのだということですが、当時それがどれだけ大変だったことか。

それぞれの家庭でさまざまなスタイルがあったのかもしれませんが、そういった当時のエピソードを聞くことができるのはとても貴重なことのように思います。

 

そんな母、おせち料理や年越しそばについてはあまり思い出せないのだそう(・_・;)。

それだけ、口取りという名の「お菓子」は、年に1度だけ、1人1人に割り当てられる特別なものだったのかもしれません。

近年は大晦日といえば生寿司!

生寿司

最近の(と、勝手に私は思っている)北海道の年越しスタイルといえば、

「生寿司」。

数年前、とある配達専門の 寿司店に年越し用の生寿司を注文したところ、あまりに注文が殺到して?なのか、キャパ超え?だったのかは分かりませんが、年内に寿司が来なかったことがあります。これほんとの話。

 

まあ、そんなこともあるくらい道民は大晦日に寿司を食べるんです。

寿司と共におせちを食べるのかどうかは家庭によるのでしょうが、私も夫もあまりおせちに執着心がないので、大みそかにおせちを食べるということはほとんどありません。

 

では年越しそばはというと。

夫の実家(北海道)では、年が明ける前後の時間に食べていたそう。

私も何度か夫の実家で年越しそば、食べました。

もともと昼に年越しそばを食べていた私としてはちょっと新鮮でしたね。だって、さんざんご馳走を食べたあとにシメのラーメンか?って感じでしたから。

 

一応、我が家でもその流れを汲んで、シメの年越しそばは食べています。

調べてみると、作法的には、年をまたがなければ大晦日中いつ食べても良いんですねー。

   

令和の年越しはフリースタイルで

年越しメニュー

いつかの年越しメニュー。肉が主役…

私が知っている大晦日の食卓は北海道、もしくは東北地方独特だということですが、ほかの地域はどうなのでしょうか。

夫も私も、あまり量が食べられなくなってきた(悲しい…)ので、2019年の年越しはおつまみアラカルト、フリースタイルでいこうかと思います( ̄▽ ̄)

猫のご飯?

もちろん、いつものカリカリ+まぐろふりかけで!

前前回の記事で、 とっぴなことをしてはいけないと学んだ)

 

前回の記事では私が今年の1月からブログを始めたと書きましたら、開設時期が近い人も何人かいて(もちろんそうでない人も)コメントをいただき、うれしかったです。

ぽぽんた (id:mgpoponta)さん、NNNマンガのきっかけですって?ほんとですか?!

 

ぽぽんたさんがNNNのお仕事マンガを描くきっかけになったといっていただいた記事… はこちらでしょうか。

nanakama.hatenablog.com

 

もちろんこれだけがきっかけになったわけじゃなく、いろいろと構想があったのだと思いますが、そういっていただけてものすごーくうれしかったでス(*´ω`)

 

最初は(今でも)仕組みなど良く分からないままスタートしたブログですが、こうやってほかのブロガーさんと交流しながら運営することで、いろんなことを勉強できました!

2020年もブログを通して色んな方と交流できることを楽しみにしています!

では良いお年をお迎えくださいねー^^

 

正月飾り

冬リースを正月飾りにアレンジしました

鏡餅

餅屋さんの鏡餅

寝子正月

寝正月にゃーん。