初めての猫首輪は嫌がる?
我が家の姉妹猫、「なな」と「かまど」はもうすぐ2歳。
※変な名前ーって思った人は、こちらを見てね。
誕生日を目前にして、猫生初の首輪をつけてみました。
今回頼んだ首輪は、コレです。安全脱着ベルトなので安心。
フエルト製で柔らかそうなので、初めての首輪に向いているような気がして購入しました。名前・連絡先を刺繍してくれるネームサービスも利用。
さて、反応やいかに…?
問題なさそうですヽ(^o^)丿良かったーーー!
実は、この少し前にハーネス(リードをつけるための胴輪)も購入していたのですが、やはり慣れないので嫌がりました。
今回購入したハーネスはこちら。
抜けないような工夫がされている、安心の日本製。(リード別売りです。お気をつけください。)ちょっとお値段張りましたが信頼して購入しました。
体に何かつけることに慣れていないので仕方ありませんね。そのため、カチッとしたバンドタイプの首輪はしてくれるか不安だったのです。ちょっと前にはシュシュを試しにつけてみたのですが、シュシュですら違和感があるようで、ソワソワして後ずさったり固まったりする始末(>_<)でした。
フエルト製、首輪初心者向きかもです!
ただし、素材の特性上どうしても毛羽立ってしまうので、寿命は短いかもしれません。今後どれくらいもつか検証していこうと思います。
これからはハーネスも少しづつストレスにならない程度に慣らしていかなければ。
首輪をする理由~北海道胆振東部地震を経験して~
急に首輪やらハーネスやらを用意しているのは、散歩に行きたいからではありません。
我が家の猫たちはビビリなので、恐らくそんなことは夢に終わりそう。(^-^;
首輪をしたらストレスになるのではないかと思って付けていなかったのです。避妊手術を行ったとき、そのタイミングでマイクロチップを装着することも一度は検討しましたが、どうも気が乗らず、見送ってしまいました。
しかし、昨年9月の北海道胆振東部地震において地震を経験してから、やっと切羽詰まって考えるようになったというわけなのです。
9月はまだブログをやっていなかったので、2月に大きな揺れがあったときの記事↓
3.11以降、これだけ世間でペットと人の災害対策を叫ばれているというのに、自分が経験しないと行動に移せなかった自分がなんとも情けない。
そう、つまりは災害対策というわけです。
9月に地震が来るまでは、正直北海道は大丈夫だろう…などと根拠のない展望をもっていました。しかし、実際に地震が来てみて、初めて「避難」のことが頭をよぎったのです。
避難となると猫を慣れない場所へ連れ出さなければなりませんから、ストレスなどと言っている場合ではありません。何よりも優先しなければならないのは猫の命を守ること。場所を移動すると猫はパニックになる可能性が高いので、隙をみて逃げてしまうかもしれないのです。
そのときに、マイクロチップはおろか、首輪すらもつけていなければ、探し出すことは相当難しくなるでしょう。
首輪をすることは、災害対策において最低限しなければならないことなのでした。
我が家で用意している猫の災害備蓄品
このガイドラインには3.11以降、問題になった災害時におけるペットの避難についての国の指針です。すごくいろいろと書いていますが、ペットがいる家庭は読んでおいたほうが良いと思います。
このガイドラインでは、飼い主がペットのために用意できる第一優先事項として
●療法食、薬
●ペットフード、水(少なくとも5日分[できれば 7 日分以上])
●キャリーバッグやケージ(猫や小動物には避難時に欠かせないアイテム)
●予備の首輪、リード(伸びないもの)
●ペットシーツ
●排泄物の処理用具
●トイレ用品(猫の場合は使い慣れた猫砂、または使用済猫砂の一部)
●食器
以上の項目がありました。
我が家では、ひとまず全部クリアしました。これ以降も優先順位2、3、と続きます。ワクチン接種証明書や、猫のケア用品などですね。
携帯トイレはこちらを購入しました。折り畳みができて、コンパクトです。
災害時にはさすがにシステムトイレは大変ですよね。というわけで、固まる砂も用意しました。
いつも木製チップを使っているので、なるべく同じような木製のものです。これ、すごく軽くてびっくりしました。
いつも使っているキャリーバッグはこれです。
中に取り外し可能なネットが入っているので、いざというときには便利ですね。
今後の猫災害対策で、できること
「ペット 同行避難」(または同伴避難)で画像検索すると、過去の震災で実際の避難所の様子が出てきます。「同行避難」はペットのスペースと飼い主のスペースが別である場合が多く、「同伴避難」では、ペットと同じスペースで過ごすことが可能であるようです。いずれにしても、少し大きめのキャリーケースか、ケージがないと厳しいだろうなあ、と思います。
最低でもハーネスに慣れさせ、環境の変化に耐えられるようにしておくのがベストなのでしょう。できるかわかりませんが、努力はしなければなりませんね。
できれば避難しなくて済むのが一番なのですが。
首輪のその後へ続く。