北のねこ暮らし

姉妹猫ななかまどとの暮らし。

片頭痛とねこ暮らし

長年片頭痛に悩まされています

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休んでばかりいないで、ちゃんと遊んでちょうだい!

昨日、ねこ検定を受けたときに見舞われた片頭痛の話です。

 

nanakama.hatenablog.com

 

頭痛には片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛があり、三大慢性頭痛と呼ばれているのだそう。なかでも15歳以上の片頭痛患者は全国で840万人もいるというのは驚きです。

私も30代半ばくらいから現在(40代後半)に至るまで、ずっと片頭痛に悩まされています。

片頭痛とはどんな症状かというと、主に頭の片側がズキズキと痛み、我慢していると次第に吐き気、嘔吐へと症状が進みます。我慢して治まるのならいくらでも我慢しますが、吐き気がやってくるともう手の施しようがありません。

そのため、当然これでは仕事にならないので、頭痛が来たと感じたらすぐに鎮痛剤を服用するのがベターです。最初はそのことすらも気づけなくて、いちいち仕事に支障をきたしていました。

片頭痛が起こる理由は自律神経の乱れ

https://www.instagram.com/p/BNIcWpAAxUh/

 

片頭痛が起こる理由として、ストレスや寝不足、自律神経の乱れなどが考えられています。私も発症当時はバリバリ自営業をやっていた頃で、生活習慣の乱れがそうさせていることは間違いないと実感していました。10代、20代では風邪をひいたとき以外に頭痛が起こったことはほとんどなかったので、頭痛が来たときは絶望でした。

とにかく、吐き気に耐えられないのです。

そのためにお店を早く閉めたり、ほかの人に任せたり、いろいろと大変でした。

ちなみに、痛みが起こる原因は血管の「拡張」による、周辺の炎症だとされています。つまり、緊張しているときではなく、比較的リラックスしているときに起こる、やっかいな症状なのです。

そのため、一概に「○○で緊張したから」などと、原因が特定できるものではないと、私は解釈しています。事実、まったく心当たりがなく、やる気満々のときでも構わず頭痛はやってきます。

たまりかねて受診した病院(婦人科)でも、生活習慣が原因だといわれ、自律神経を整える漢方薬を処方されました。そして、規則正しい生活を心がけるようにとアドバイスがありましたが、当時カフェ経営中の私としては難しかったのです。

ただ、頭痛がしたときは迷わず鎮痛剤を飲んで良いと言っていただいたので、それからは頭痛の予兆がしたらすぐに薬を服用してやり過ごしてきました。

一時はしばらく頭痛もなかったこともあり、数年続けた漢方薬も飲まなくなりましたが、最近はまたひどくなってきたと感じています。現在は自分で時間を調整できる在宅ワーカーの身なので、頭痛がしたときは心おきなくゆっくり休めるのが昔と違うところ。しかしながら、頻繁に来る頭痛によって休んでばかりいる自分もほとほと嫌になってしまいます。

誰もそんな自分を責める人などいませんが、まだまだ40代、50代でバリバリ働いている人をみると羨ましくなってしまうことがあるのも事実です。

片頭痛には遺伝が関係している?!

しかし、そんな私のジレンマを救ってくれるような記事を発見しました。

www.mugendai-web.jp

片頭痛が起こるメカニズムは、体のリズムをコントロールする脳内物質「セロトニン」の減少により、血管を拡張させることで痛み物質が発生するという流れになっています。このメカニズムが作用しやすい人、つまり「片頭痛になりやすい体質の人」がいるという説明をされています。

片頭痛はともすれば「心の病気」とも受け取られかねず、少なくとも私はあまり人に話すことができずにいました。「頭が痛い」というと、心が弱い人、ストレスに弱い人だと思われる節があったからです。

私自身もそうなのかなあ…という思いがありました。昨日のように試験当日に頭痛が来たというと、「子供かよ」とでも思われても仕方ないと思っていましたから。

だからといって、威張れることでないのは承知ですが、少なくとも私はそういった「体質」なのであるということが分かって良かったです。決して心が弱いわけでないことも確信できました。

片頭痛の対処法

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体幹ストレッチ

上記のリンクにも記載されているとおり、自律神経のバランスを整えるにはやはり体を動かすことが重要です。ヨガやストレッチなど、自分にあった運動法を見つけると良いですね。私もヨガをやっていたのに、しばらくサボっていたことを反省し、最近また復活しています。

さらに、片頭痛には「インナーマッスル体幹)」のストレッチが重要だということが分かりました。毎日行うことで脳から痛みの信号が発信されなくなるのだとか!ただし、運動はくれぐれも片頭痛が起きていないときに行うのが大事です。

体幹の重要性は分かっていたつもりですが、片頭痛にこんなに影響するとは思っていませんでした。本当に反省。

痛む部分を一時的に冷やす

私は経験から、冷やすと楽になることを知っています。たまたま、手元にあった保冷剤をおでこに当てて休んでいたら、楽になったことがあったからです。調べると、やはり片頭痛の対処法として冷やすことは有効だと書かれていました。

www.sawai.co.jp

片頭痛の場合、血管の拡張が原因なので、一見良さそうな「温める」という方法は、かえって頭痛が悪化してしまう恐れもあります。お風呂なども痛みがあるときは避けたほうが良いみたいですね。

片頭痛になんか負けない

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我が家の姉妹猫はまだまだ遊びたい盛り。猫は人間の4倍の速さで歳をとるといわれていますから、5年もすればななかまども高齢猫と呼ばれる年代になります。(猫は7歳から高齢とされる)若い今のうちに、好きなだけ遊ばせてあげたいし、我慢なんてさせたくありません。飼い主は猫のためにも健康であるべきなのです。

最近頻度が増えて不安だった片頭痛ですが、体幹を意識した運動を継続して、様子を見てみようと思っています。片頭痛持ちのみなさま、一緒に乗り越えましょう!