我が家の姉妹猫、ななとかまどが子猫時代にお気に入りだったキャットタワーには、1つだけ小さなハンモックがついていました。
そのハンモック、2匹で使い倒した結果、生地がボロボロに破けてしまって取り外していたのです。
キャットタワーのメーカーに問い合わせるも、ハンモック別売りはないとの回答。取り外した部品は処分しかないと思っていました。
ところが、これを見た私の母がなんと修復してくれたのです。
私は裁縫が苦手なので(-_-;)とってもありがたい…。
そこで、備忘録も兼ねて母から聞いたハンモック再生方法をこちらで紹介させていただきます。
【目次】
ハンモック(にゃんもっく)の再生方法【母伝授】
※このハンモックはハピネコシリーズのキャットタワー専用ハンモックです。
①新しい生地をハンモックのワイヤーより大きめに2枚とる
拙いイラストですいません。イメージ湧きますでしょうか。
生地は丈夫なものを用意してください。母は知人からカーテンの布をいただき、それで縫ってくれました。大きさは、破れた古い生地にある程度合わせたそうですが、大きめのほうが失敗しにくいそう。なお、生地の裁断はバイアス(布目に対して斜め)が良いとのこと。これによって生地が伸縮します。
②生地の上にワイヤーを置き、ワイヤーの位置を記しておく
ワイヤーの位置をチャコペンなどで書きます。ワイヤーがきちんと収まるように、少し内側に書くと良いですね。
そして待ち針を打って生地を固定させます。
③ワイヤーの位置より内側をミシンでゆっくり縫う
線より内側をゆっくり回転させながらミシンで縫っていきます。
このとき、縫うのは内側の円の部分のみで、ネジの部分(タワーに取り付ける部分)は縫わなくて大丈夫です。
④ワイヤーを縫い目の外側に置き、外側を縫う
次は縫い目の外側にワイヤーを置き、裁断した部分を折り込むようにしてざっくりと外側を手縫いします(今度はネジ側の部分も)。ここはざっくりでOK。
下手すぎるイラストの赤い線の部分が縫い目だと思っていただければ…(^-^;
黒い部分がワイヤーです。
さらにミシンで手縫いした部分を補強するように縫います。ワイヤーが入った状態でミシンをかけるので、時々外れてしまうこともあるみたいですが、気にせずどんどん縫いましょう!
⑤外側をかがり縫いし、ネジ用の穴をあける
母はほつれないように、さらにかがり縫いしたそうです。 そして、取り付けるネジ穴の部分をピックのようなものでこじ開け、そこもかがり縫い。これで完成です。
ハンモックを自作する際の注意点
今回の作り方はあくまでも、冒頭で紹介したキャットタワーに付属するハンモックでの場合です。同じようなタイプのハンモックであれば応用が利くのではないかと思いますが、作る際は自己責任でお願いいたしますm(__)m
また、ハンモックを設置するにあたっては以下の点もご注意ください。
- ワイヤーの強度は大丈夫か
- 設置するタワーの支柱の強度は大丈夫か
- 新しい布地のニオイ(猫さんは繊細なので…)
ハンモックが復活して猫の寝床が増えました
まさかのハンモック復活で、我が家の猫の反応はというと…
最初はクンクンとニオイを嗅いで、ちょっと警戒していたものの、今ではすっかり昔のように入っています。(主にななですが)
最近クールベッドを購入したばかりですが、さらにお気に入りの寝床が増えました 。
一日の間であちこち移動して楽しんでいるようです^^
もし、キャットタワー付属のハンモックの生地だけが破れてしまったという場合は、捨てる前に再生の道も考えてみてはいかがでしょうか。
こんなににゃんもっく使い倒すのって我が家くらいなのかな?(^-^;
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春に購入した新しいキャットタワーの記事はこちら。